今日は荷物運び出しがあって、
引っ越し並みのドタバタ騒ぎだった。
出発前オリエンテーションでは
公用パスポートと
ベナン行き片道の航空券をもらった。
本当に、いよいよ出発の時が近づいている。
そして、今晩は6班の卒業式を
再び、ピザがおいしい 「OZ」 で行った。
一人一人の卒業証書授与、
フォトムービー新作上映、
合唱 「旅立ちの日に」 「一期一会」、
担当スタッフさんへの御礼の色紙&花束贈呈、
そして一人一人の別れの言葉・・・
本当に、全員泣いていた。
私も涙が出て何も言えなくて、
1回目パスしてしまったくらい。
正直、訓練の途中までは
別れの時にこんなに泣けるとは思わなかった。
たった2ヶ月間なのに、
本当に不思議。
人生で涙が出るくらい寂しい別れって
いったい何回あるんだろう?
全国から集まって、
年齢も職業も違う人たちが、
2ヶ月間一緒に共同生活をして、
そして2年間世界各国に散らばる。
本当に特殊なことで、
これから2年間全く会えないし、
考えられないほど遠くへ行ってしまうから、
余計に寂しく、そして余計に今が貴重と思える。
私は、ずっと協力隊に参加したかったから、
『就職して3年という期間にこだわらず、
もっと早く来ればよかった』
という思いがやっぱりどうしても抜けなかったけど、
でもこのタイミングで
みんなに会えて
これでよかったのだと心から思えた。
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~ 6班のメンバーへ ~
最初の飲み会と、
最初のイベントに行けなかったから、
班長なのに出遅れてしまって、
ずっと一歩ひいた感じでいてしまった。
みんな6班に対してどれくらい満足してくれているのか、
訓練に満足してくれているのか、
悩んでいないか、
班長をやったおかげで、どうしてもいつも気になっていた。
気にはなっていたけど、
班長として決まっている仕事以外、
特にこれと言って何もできなかったから、
本当に申し訳ないと思っていた。
だけど、あの時泊まりに行って、
「6班でよかった」 という本音を聞いて、
嬉しいというより、正直ほっとした。
やっぱりもっと積極的にみんなと関わっていこうと思って、
関わっていくようになってから、
みんなのことがますます好きになっていって、
訓練が心から楽しくなった。
もっと早く積極的に関わればよかった、と後悔したくらい。
18人もいるのに、
1人も気持ちがひいている人がいなくて本当にすごいと思う。
1人1人の前向きな気持ちが、
本当にいい班を作ったと思う。
ありがとう。