今でも忘れられない
みそ汁にまつわる
悲しい思い出
中学生の時
家庭科の授業で
「みそ汁の塩分測定を
してみよう」
というのがあった
その時期
母が実家の急用で
しばらく家を留守にしていたので
代わりに
祖母が作ってくれたみそ汁を
タッパーに入れて持参した
家庭科の授業前
クラスメイトが
「みそ汁忘れちゃった
」
と言うので
こっそりビニール袋に
分けてあげたのだが……
授業がはじまり
いざ
塩分測定をすると
おばあちゃんの作ったみそ汁は
「塩分多め」という結果
みそ汁を分けてあげた
クラスメイトの判定も
もちろん「塩分多め」
すると途端に
「これは
みんたさんの家のみそ汁で
うちのじゃない!」
と
周りに言い始めた
それを聞いた私が
思ったこと ↓
忘れたって言うから
分けてあげたのに
結果が塩辛いからって
わざわざ周りに
言いふらすって何??
母がしばらく
家にいないことへの寂しさ
おばあちゃんが作って
持たせてくれた
みそ汁が
塩辛いと判定されたこと
忘れ物をした
クラスメイトに
親切心で分けてあげたのに
「みんたさんちの
みそ汁が塩辛い」と
周りに
言いふらされたこと
もう
すべてが悲しくて
強烈に心に残ってしまった
家庭科の塩分測定授業![]()