前回、実験を繰り返している

 

ことを記事にした 長押棚(なげしだな)

 

 

その特徴(メリット)がさっそく活かせる

 

事例があったのでご紹介します。

 

 

その事例とは

 

 

キャットウォークの取付けです。

 

 

 

 

 

キャットウォークの取付け、

 

簡単そうで実は結構大変。

 

その一番の理由が

 

キャットウォークが落ちないよう

 

しっかりと壁面に固定させるため

 

部屋の隅々まで下地位置を把握し

 

しっかりと固定させる。

 

 

そのうえで

 

猫が使いやすい形に取付けるのが

 

難しい

 

 

 

 

しかも今回取付希望のあった壁面は

 

下地がすべてコンクリートでした。

 

 

 

コンクリートにビス(コンクリートネイル)

 

を効かせるには

 

振動ドリルを使用するのですが、

 

この時の音、振動が厄介で

 

ほぼ建物すべてと言っていいほど

 

どの部屋でも騒音となります。

 

 

キャットウォークを取付けるだけのことが

 

大工事のようになることも・・・

 

出来ればコンクリートの壁には

 

何もしたくない・・・ これが本音です。

 

 

 

これだけ厄介なコンクリート壁にこそ

 

長押棚(なげしだな)の特性が活きる

 

と考えました

 

 

何故か?

 

 

長押(なげし)の取付けに

 

ビスや釘は一切使わないから

 

 

 

 

 

コンクリート壁に長押(なげし)を設置。

 

この作業自体はいつもの通り、

 

ただ長押(なげし)を壁面に取り付けただけ

 

 

取付けた長押(なげし)を下地とし

 

猫が歩くための 棚 を取付けます。

 

 

 

 

完成!

 

 

 

 

簡単、自由にキャットウォークを

 

取付けることができました。

 

もちろん、猫が乗って落ちる

 

ということもありません。

 

 

この方法を使えば

 

下地に関係なく取付けが出来てしまいます。

 

なので今回、すべての箇所を

 

長押棚(なげしだな)で施工しました。

 

 

 

 

さっそく気に入ってくれたようで

 

飼い主さんから

 

キャットウォークを元気に

 

駆け上がっているとの

 

報告も受けました。

 

(猫が喜んでいることが何より嬉しい)

 

 

 

この方法、

 

もちろんメリットだけじゃなく

 

デメリットもあります。

 

 

ただ、より強度を確保しながら

 

応用するイメージはかなり湧きました。

 

 

 

今まで収納を諦めていた箇所も

 

この方法なら実現できる

 

ということが増えそうです。

 

 

 

 

@収納工房ブルーフィールド