ごあいさつ :プロデューサー 風間俊輝 | SFラジオアニメ ラジオドラマ 音声ドラマ

     Mirage of kingdom

       ~双生のアリア~

  超新人オーディション  開催へのごあいさつ


皆さま、はじめまして。

私は、西崎義展代表(宇宙戦艦ヤマト原作者/プロデューサー)設立の(株)ウエストケープ・コーポレーション に在籍しておりました 風間俊輝 と申します。

その後は、山木泰人社長(うろつき童子/ジャイアント・ロボ=プロデューサー)が設立した(株)フェニックス・エンタテインメント で、アシスタント・プロデューサーを任されていた者です。 (『アメブロ』 プロフィール  の下部で詳しく確認できます)

執筆の際 “仲河美希” で行っております。


本日は《 Mirage of kingdom ~双生のアリア~ 超新人オーディション》のご説明をしたいと考え記載しました。

業界大先輩の声優事務所社長様にもご相談申し上げ、失礼にならぬ様に構成致しました。

その上で、日本声優事業社協議会(声事協)様に加盟される声優事務所様/団体様50社に向けて、募集要項をお届け致しました。

※《firestorage》 ダウンロード・アドレス掲載終了

当番組ブログの募集要項をご覧ください。

現在私は 『SFラジオアニメ advance3.5』 というラジオドラマ番組を企画・製作、制作もしております。本年春には開始8年目・通算300回・作品数100本を越える番組となります。


 ※)かつしかFM : 78.9MHz 毎週土曜23時~ 30分番組

 ※)サイマルラジオ : PC・スマホに全国同時無料配信

   http://csra.fm/blog/author/kfm789/

ラジオドラマの常識を遥かに超えた1話30分のフルサイズ・ドラマ。

演者にTVアニメ・サイズを知って貰う為でした。

タイトルの中には全26話という物まで存在します。

ストーリーの雰囲気はラジオドラマという基本概念からは超えており、爽快なスピード感と最高の音圧で放送をして参りました。

また専任の作曲家によって主題歌を付けた作品もあり、権利上 商業的には制作が困難なセリフ入りの楽曲まで存在します。加えて秀逸な音響スタッフのお蔭で、SE/BGMは全てオリジナルで制作しています。

そこまでして来れたのは、偉大なプロデューサーの方々の圧倒的拘りをこの目で見て来たからに尽きるでしょう。


それでいて番組の出演者は《名もなき演者たち》。下手ではないのに世間では放置されてきた者たちです。

でも私からすれば《誇り高き伝道者》、当然私は彼ら彼女らの演技を放置できませんでした。だから台本を演者の演技・声質に寄せたのです。

その上で 「より良い発声で」 「より綺麗な発音で」 そして 「声だけで奥行や高低差を出してもらう」 方法を伝え、演じて貰いました。

本当に有りがたい演者たちです。

しかしここ最近、演技に拘りや欲を持って改善しようと言う若手が少なくなりました。

直しても、それを教えても、1週間後には元に戻るのです。

本当に居なくなったのでしょうか。


そこで私は、全くの新しい人材を探す 『超新人オーディション』 を開催しようと考えるに至りました。

◆『 超 新人 』 とは…

〔準所属・ジュニア・預かり〕 〔養成所・専門学校生〕〔一般〕を指します。

私は長年 製作/制作業務に身を置いた為、10年前は声優業界を理解していませんでした。

依頼するだけの役職だったからです。だから素朴に思ったのです。

「どうして 『さ行』 が歯間音なのか」

「どうして声に圧が無いのか」

「高周波音は?低周波音は?」

「大御所の声優さんが出来る事を、どうして新人は出来ないのか」

それは一般声優志望者を視たから目立って見えたのでしょう。

しかし彼ら彼女らは、どこかで必ず演技に関心を持った者たち、

右も左も解らない一般素人ではない筈です。

そしてそれは、プロ声優の中にも確実に居ました。

「だとしたら、これが未来の姿ではないだろうか」

この現象は、プロの音響現場の人間も知っていました。

しかし制作費を考えると、声の質より表現力を優先するのです。

ならば、その制作費をより考えるなら、声はデータが選ばれます。

そして生声は消えて行き、果ては出来と価格に負けてしまうのです。

偽りではなく、技術はそういう時代になっています。〔Adobe VoCo
だから生声は、質を上げて価値を持つしかありません。


あの偉大な作品を成功させた一つの要因、それは当時の声優さんの声でした。それをこの目で見て、耳で聞いてきました。

「もう 『ヤマト 』 や 『G・ロボ 』 みたいな物は出てこないのか…」

私は私に出来る 『役者の声を治す』 と言う事を、番組を使ってやり続けるしかありませんでした。

でも、だから今になって、あの素朴に思った事が解る様になったのでしょう。番組を8年続けたから、そしてオーディションで一般800名を越えて審査できたからです。

《声優を目指す者の多くは外で遊ばない・遊べない》

《よって大声を出した事が無く、身体能力は低下》

《結果 肺活量は減少、背筋が衰退し腹式圧のポイントが上昇した》

私はこの解消を、一般声優志望者に求めるのは時代的に困難だと思いました。『ゆとり教育』 です。それが確実に影を落としていました。

だから私は、声優事務所様・団体様・養成所様に在籍する、やる気ある 『新人』 を見てみたいと思ったのです。もう一度一般演者のやる気を、審査料というハードルを使ってでも診ようと思ったのです。


ですが 『新人』 という枠は、余りにも幅が広すぎて曖昧です。

一般からプロまで審査した側からすれば、それは一括して捉え過ぎていました。

彼ら彼女らは《所属》になろうとする新人、まだ未知数の新人の筈です。

未来の姿を変えられる、声優業界の中に居る新人なのです。 だから私は声優業界へ心を込めて 『超 新人である』 と呼ぶ事にしました。

それでも一般の声優志望者の中には、有能な人材は居るのだと信じています。

◆なぜ募集対象が 『超新人』 なのか…

それは簡単な事で 「プロには既に現場があるから」

この番組は本当のラジオ放送をしていながら、それでも新人が経験して成長できる本物の現場でありたいと思っています。

また声優を欲する業界全体の将来を考えたら、その土台・屋台骨は確固たる物を望むでしょう。

その源が 『超新人』 であり、そして「品質」こそ期待しているはずです。

それでも今現在の『超新人』に、「大御所プロと同等である必要は無い」とも考えています。

可能性ある身体能力こそ重要、技術や志も重要、そして本番収録の現場こそが彼らには必要だと思うからです。


そういう審査は厳密で、誤差が生じる可能性もあるでしょう。

逆に、それでも勝ち取るから 《チャンス》 と言うのかも知れません。

それを踏まえて私は、審査音源と審査表を、申込者に公表しようと考えました。

それをするからには、音だけのラジオドラマに耐えられる人材に仕上げなければなりません。でもそれこそが西崎代表への恩返し、ごく普通の家の子だった私がしなければいけない事であって、私が直接指導しなければ治らない事なのかも知れません。動け!と言う事でしょうか。

そのスタートが、この 『超新人オーディション』 です。

私は西崎プロデューサーや山木プロデューサー同様に、作品や人を輩出できる者でありたいと思います。同じでありたいからこそ、声優業務・演者は、先駆者である各事務所様にお任せすべきと考えています。

私は製作として実りある面白い作品を確立させる職人的な制作者と、有能な演者を求めて参りたいと思います。

そして演者が優秀になったなら、繋がりのある音響現場へ音源を渡したいと考えています。

日曜夕方アニメの大音響監督や知名度日本一アニメの音響監督です。

ぜひ本現場に備える予行演習として、今作品に挑戦して頂きたいと願っています。何卒よろしくお願い致します。

SF RadioAnime advance 3. 5

COUPS Enterprise(クーズ エンタープライズ )

プロデューサー 風間俊輝

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