重度のアルコール・薬物依存症の友達がいる。

うちのダンナとも仲がよくて、どっちが悲惨かという話をよくしていたりする。

たまに会うと、手が震えていたり、電話でしゃべっても声が震えたりしている。

なんども治療施設にはいったり、刑務所にぶち込まれたりしている。

でも、彼は”連続飲酒”に陥ったことはない。

何日目からを連続飲酒というのかは知らないけど、3日間飲んだら、もうやばい、死ぬ、という感じで、どうにかしてやめようと、きつい睡眠薬を飲んだりするのだ。

そして、たまに、きついドラッグをしたりもする。


そういう彼は、社会的にはものすごく成功している。

たくさんの不動産を持ち、政府関係機関で、ダンナの5倍くらいの給料をもらっている。

不動産売買に、中古車売買、すばらしい邸宅を持っている。

もしかしたら、闇でやばい仕事もしているのかもしれない。

数日前に、彼のオフィスでうちのダンナのことを話していて、その違いにくらくらした。

ダンナは汚い格好で連続飲酒最中、かたや、彼は高級そうなスーツを着て自分がどんなにひどい中毒で、これまで何度逮捕されたかを話していた。

いい医者はないか、いい治療施設はないか、と聞きたかったんだけど、いちばんいいのは刑務所にぶち込まれることだと。


何が違うんだろう。

どっちがより重症なんだろう。


おうちに招かれると、高級なウィスキーを飲んでいる。

彼は、自分でアルコール依存症+薬物依存症と自覚している。

でも、コントロールできているようにも見える。

彼のほうが、うちのダンナよりもずっと飲む。

月曜の朝に、二日酔いをおさめるため、ウィスキーを飲んだりする。

でも、なんとなく、のらりくらりと1週間、仕事をすることができるのだ。


ウチのダンナの場合は、いっぱい飲んだらもうだめ。とまらない。


少なくとも、うちのダンナは薬物はしない。

“合法的”なアルコールだけだ。

タバコも、ほとんど吸わない。食後に一本だけ。


何がいいたいのかわからない。

アルコール依存症でも、連続飲酒に陥らなければ、いいんじゃない?ちゃんと仕事に行くことができれば、毎日飲んでもかまわないんじゃない?と思ったりするのだ。