仮面ライダーを食す
こんにちはNoriです。
今日は晴れました。
鳥海山や、月山や、金峰山などの山々が、
真っ白な平野の向こうに、雪をかぶっているのが見えます。
とても綺麗です。
夕日を浴びて、空と平野、そして白い山々が染まっていき、そして一気に暗くなります。
月や星の出番が来て、冬の夜がおとずれます。
「こんばんは、今夜も冷えるから、あったかくしておやすみなさい」
と冬の妖精が教えてくれます。
そういう冬の写真を掲載して、みなさんにお見せしたいのですが、
なかなかできません。
理由1、なぜなら、写真を撮影するタイミングが無い。
理由2、なぜなら、外出=車で運転中(一生懸命)だから。
理由3、なぜなら、車を停めて撮影できない。
理由4、なぜなら、雪のために道は狭くなり、
冬に使われない農道や、幹線道路でない道は雪で閉ざされ、運動公園や、
展望台のあるキャンプ場なども閉鎖されたりしているから。
理由5、なぜなら、360度の絶景や、氷点下の冷気や、粉雪のあたたかさや、地吹雪のすさまじさは、
ちょっと私の技術では撮影できないっす。
理由6、なぜなら、つまり、運転技術と撮影技術が無いからです。
で、本題。
みなさんは「イナゴ」を食べたことがありますか?
つまり、仮面ライダーを。
私が農業見習いを始めたのが昨年の9月でした。
昨年の猛暑はもう過去となっていますが、畑での作業中、
周りを何千、何万のイナゴが飛び交うのです。
空を埋め尽くすというのはこういうことか。と言うくらい。
そして、お店にはイナゴが真っ黒になって、パック詰めされて並んでいます。
佃煮。ってやつだそうです。
その時は、「また次の機会に食べよう」と思って食べませんでした。
そんなイナゴを本日いただきました。
日ごろとてもお世話になっている方に、「食べてみれ」と。
冷凍保存されていたそうです。
感想は、「うまい!」
単純ですが、案外抵抗なく食べられて、しかもおいしかったです。
「虫」を食べたのは生まれてはじめてかも。
カニやエビも似たようなものか・・・。
徐々に庄内地域の生き方を体にとりこんでおります。
いつかブログに書きましたが、カマキリが高いところに産卵すると、その冬は雪が多いそうですね。
昨年の秋、カマキリたちは、みんな高いところ(一番高いのは、ビニールハウスの内側のてっぺん)
に産卵していました。
今年の大雪を、カマキリは知っていたんですね。
ほら、みんな一生懸命生きている。
確かに、東北地方の日本海側は、農業をするにあたって不利かもしれない。
農業というよりも、生活すること自体が不利かもしれない。
冬の雪の多さに、ほとんどの農作業が、というよりも社会全体、経済全体がとどこおる。
ほとんど生産性のない、除雪という作業。
買い物ひとつとっても大仕事。
灯油やガソリンは毎日のように無くなる。
毎日のように雪による事故が報告される。
それでも、ここで生まれ育った人はもちろん、
広島で生まれ育った私でも、思うことがある。
庄内平野には、ここにしかない宝がたくさんある。
こちらに来て、まだ半年くらいだけれど、
どうやらここに、導かれてしまった。
仮面ライダーは、実はおいしかったのです。