久方ぶりの衝撃
突然ですが、生まれて初めて顔面をはたかれました。
しかも、2度。
相手がおばあちゃんだったので、全然痛くありませんでしたがヽ(;´ω`)ノ
ただ、介護の仕事について1年4ヶ月……久方ぶりに衝撃を受けました。
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今日は遅番。
遅番の主な仕事が入浴です。
初めて5人の入浴を手伝いました。体操や昼食や昼寝などの合間を縫って、大忙しです。
そのおばあちゃん……フミヨさんとしましょう。
おばあちゃんはずっと人形の赤ちゃんに話しかけ続けています。
介護拒否もありますが、時々機嫌が良くなったり、コミュニケーションが取れたりする様子。
見計らって、今日もシャワーだけは浴びてもらったのでした。
夕方6時半。
食後、どんどん表情が険しくなるフミヨさん。
このままほおっておくわけにも行かず、「いらない」と追い払われるのを知りつつ。
「ぼんぼ(赤ちゃん)、眠くなったって」と身振りを交えて伝えます。
今のところ、人形で関心を引くしか手立てがありません。
加えて、かなりの難聴。
おそらく、声は届いていないと思われます。
案の定、「ほったごどすんな(そんなことしなくていい)」
「なんでおめさんなほうやてすんな(なんであんたがそういうことをするの)」と立腹。
それでも席を立って、歯磨きやら更衣やらをしてもらいたい…
こちら側の勝手な希望を知ってか知らないでか、どんどん怒りはエスカレート。
「話を聞いてください、赤ちゃん取る気なんてないですよ」と説明した瞬間、
怒りの鉄拳!!!!!!!!!!!!
×2。
不思議と避けようとか、腹が立つとか思いませんでした。
でも、涙が出そうでこらえるのが大変でした。
帰りの車中、久しぶりに感情がたかぶって、運転が大変でした。
フミヨさんの鉄拳は、スイッチでした。
「たたかれた」という事実ではなく、それまで感じていた様々な思いがフラッシュバックして…
他の同僚も見ていて何だか恥ずかしいという思いや、拒否された寂しさはもちろんあります。
全然関係ない職場での不満までがこみ上げてきたり。
でも、最後に考えたのは、フミヨさんの心のうちでした。
全然聞こえず、周囲から切り離された孤独感。
聞こえないから、相手のことが信用できなくなるという悪循環。
相手もどうしていいか分からないから、びくびくフミヨさんに接する。
そうするとその表情を敏感に察知して、ますます猜疑心を深めてしまう…
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私に出来ることって、何だろう。
ひょっとすると何も出来ないかもしれない。
フミヨさんにとっては迷惑なだけかもしれない。
だからせめて、はたかれたことをフミヨさんとの関係とスタートにしよう。
そう思って、また明日フミヨさんに会いたいと思いました。
今夜はNoriにマッサージをしてもらう約束です。
疲れているのはお互い様なのに。
人の優しさに触れた夜でもあります。
今夜はまんまるお月様がとてもきれいです。
皆さまにとってもよい夜になりますよう…