大分に拠点を戻して早2週間。
これから短くとも4年間はお世話になる大分をもっと知っていこうと、「勝手に大分発見計画」を発動中のAkihisaデス。
(↑今プロジェクト名をつけましたww)
今回はそんな大分発見の第一段として、大分市の公設地方卸売市場に行ってきました!
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…えっと、わたし市場が好きなんですよね。笑
鹿児島時代にも、魚類市場(鹿児島市中央卸売市場魚類市場)に何回も行ってたし、
(2010-09-18 鹿児島の魚類市場)
海外を旅してても、どこの国でも大抵まずはローカルの市場に足を運んでたし…。
(韓国:2013-03-25 ソウルあれこれ)
(メキシコ:2012-10-14 メキシコシティへ)
ともあれ。
実は大分の地方市場は普段は入れないらしいのですが、毎月第二土曜日の午前中限定でタイムリーに一般開放をしているとのことで、突撃してきたのでありました!
(…野菜に顔を描かれるともったいないオバケを思い出すのは私だけかしら??)
市場内は、大きく卸売場(水産)・卸売場(青果)、仲卸売場(水産)・仲卸売場(青果)、そして関連商品売場に分かれています(市場内配置図.pdf)。
卸売場は早朝のうちに商いが終了していて、市民が買い物できるのは仲卸売場と関連商品売場デス。
こちらが仲卸売場(水産)。
もちろん期待通りに、魚が安い!!
さらに仲卸市場(青果)に行けば、野菜もめっちゃ安い!!
青果の一角のこの人だかりは…?
根菜類が袋に詰め放題!!
もちろんどれだけ詰めても1袋100円!!神!!!
そしてお店のおばちゃんとの絡みも楽しいwww
関連商品売場に行けば、卵がLLサイズ10個入りでまさかの100円から!!
(写真はMSで130円のやつだけど…)
そしてもちろん試食もww
(新鮮な大分の白ネギの天ぷら♪)
ついでにマグロの解体ショーもやってましたwww
ベタですなぁ ( ´艸`)
…そんなわけで。
勢いで突撃した割に(笑)、非常に楽しくて、非常にお買い得な市場です。
そもそも見学的に行ったつもりが、予想外に色々な食材が安く手に入ることが発覚してしまいましたww
次回は5/11(土)、それ以降も毎月第二土曜の朝9時から市民感謝デーです。
これはもう、また来るしかないですね。
可能な限り毎月通って店のおっちゃんおばちゃんと絡みつつ、その月の食材を買いだめしたいと思います ♪( ´θ`)ノ
※ 備考
今回「とりあえず市場行きたい」と思ってググったら見つけたので行ってきたわけですが、最初に見つけたとき、実は「公設地方卸売市場」って名前にすごく違和感を感じたんですよね。
つまり、「地方」なんだなと。札幌は「札幌市中央卸売市場」だったし、鹿児島も「鹿児島市中央卸売市場魚類市場」で中央だったのに、大分は「地方」なんだなと。
というわけで、その違いを調べてみましたww
単純な比較はこちらのサイト参照。
東京都:中央卸売市場と地方卸売市場の主な相違点及びメリット・デメリット.pdf
ただこれを読むと、どうやら大分市は中央卸売市場を開設する条件を満たしているようなのです。
「…都道府県または人口20万人以上を有する自治体…」(中央卸売市場の開設条件)
(大分市の人口は約47万人)
で、よくよく調べていったら、大分市の市場は元々「中央市場」だったのを平成18年に「地方市場」に転換したんですって。
(大分市:市場の概要)
というのは、「中央市場」のほうが名前には信頼感があるのですが(一種のブランドですね)、国の管理下なので規制が厳しいし検査等の手間もかかるのだとか。
一方「地方市場」は県の管理下なので、国よりは手間が煩雑じゃないし、市場内での商いの自由度も高いんですって。
そこで、人口流出・減少とともに生鮮食料品の取扱量も減少して、市場の業者たちはコストカットと市場内での経営改革(あるいは市場そのものの改革)をしないと生き残れない状況になっていた中、当市場は平成18年に全国に先だって「中央市場」→「地方市場」への転換を果たしたそうです。
(非常にマニアックですが、秋田市の中央卸売市場を地方卸売市場に転換する検討協議会が、大分市の当市場に視察に来た資料を見つけましたww 農水省の方針としても、全国的に中央市場を地方市場に転換する動きは進んでいるようです)
大分はこれまで住んできた中できっと一番地方の経済的厳しさが表面化している県だなぁという認識を持っていましたが、
(2011-11-06 大分ってこんなトコロ(経済編))
それはこんな風に、これからこの土地を知れば知るほど改めて実感していくことなのかもしれません…。
そしてそんな中で、今後この地域をどんな風に回していけるのか、あるいは衰退を前提にソフトランディングさせていくかということを考えていく必要があるのだろうなとも。