親切な妖精さん | MY LIFE AS A PIG

MY LIFE AS A PIG

山と農業と旅を愛するAkihisaのブログです。
高崎高校→北海道大学農学部→銀行員(札幌・鹿児島・福岡・US)→旅人(日本縦断・世界一周)→大分大学医学部(編入)→明日は何処…
大分朝読書コミュニティBunDoku主宰/NPO法人NICE GWCコーディネーター/財務経営アドバイザー

アースデイかごしま的 KABAちゃんのお誘いで、日置市伊集院のトロピカルフルーツを扱っている農家さんのトコロに遊びに行ってきました!
なんと、20歳で農業起業した女の子です。
また一つ、新しい農家さん繋がりが増えてしまいましたw

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ハウスの中に、トコロ狭しと並ぶトロピカルフルーツの苗。壮観。

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こちらは、ライチ。
熟れてない緑色のライチは初めて見ました。

今日の作業は、主にハウスのビニール剥ぎ。
梅雨も終わったので、夏にハウスの中が暑くなり過ぎないように周りのビニールを外して、風通しを良くするらしいです。
熱帯植物と言えど、こもる熱には敵わないんですねー。
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けっこうな肉体労働で、KABAちゃんは早々にギブアップ。笑
自分ともう一人のお手伝い隊員で、ガシガシビニールを外して縛り上げていきます。
地味に器用さも求められる作業なのですが、時々予想以上に作業がスムーズに進むコトがあって、
そんな時は、「あぁ、親切な妖精さんが下準備をしてくれていたんだ」と、よくつぶやいたモノでした。
ちなみに、決して暑さでやられてたわけではありません!妖精さんは、きっといるんです!

休憩中には、ギリギリ収穫できた貴重なパッションフルーツをいただいたりw
(メインの収穫期は夏以降みたいです)
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作業中・休憩中、家族の皆さんと話しながら、このご家族のすごく温かい繋がりを感じました。
元々農業経験ゼロだった家族が、娘が農業をやると決めたとき、両親は週末手伝うコトを約束し、祖父母は老後生活をやめ、フルタイムでサポートに当たるコトを決めました。
家族は誰一人、ネガティブな気持ちなんてカケラも持たずに、ココロから楽しんで、この新しい取り組みに協力していました。
作業中も、休憩中も、笑いが絶えないご家族でした。

中でも、聞いててすごく嬉しくなったのは、おばあちゃんと一緒に作業しながら話してたとき。

「ずいぶんと、おじいさんとゆっくりと暮らしてたんだけどね。あの子が農業を始めて、一気に変わったよ。時計の針がね、また動き出したんだよ。まるで第2の人生が始まったような。こんな嬉しいコトはないね。」

そっか。そうなんだよね。

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働くって、こういうコトなのかもしれない。