こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。

 

もうすぐお盆休みですが、どこかにお出かけされますか?
 
遠くの海外などもいいですが、弊社の所在地である神戸には海も山もあって面白いと思います。
 
無料の写真素材サイト「ぱくたそ」様で、すごく綺麗な神戸の写真を見つけました。
 
暑すぎで外でのレジャーは危険です。
 
神戸の海辺のレストランで食事をしたり、スイーツをいろいろ買って涼しいお部屋で食べ比べるのはいかがでしょうか。
 

 

  まいらいふ介護チャンネル

突然話が変わりますが、弊社では「まいらいふ介護チャンネル」というYouTubeチャンネルを運営しています。

 

撮影も編集も全部、自分たちで行う手作りの小さなチャンネルですが、少しずつ見ていただけるようになってきました。

 

本当に感謝しております。ありがとうございます。

 

そこで今回は特に人気のある「オムツ交換」に関する動画をご紹介させてください。

 

桜オムツ交換の手順を1分でご覧いただけるショート動画

 

桜オムツ交換に必要なもの、手順をゆっくり解説しています。

 

桜オムツの位置の決め方が分かります。

 

桜オムツの中にあてるパッド、漏れないためのポイントをまとめました。

 

桜オムツの位置がずれてしまったときの調整方法です。

 

桜コメントでご質問の多かった軟便のオムツ交換のポイント。

 

桜こちらもご要望をたくさんいただきました。拘縮への配慮について。

 

桜介護に必須の手袋、感染予防にも繋がります。

 

他にも介護職になられたばかりの方や、ご自宅で介護をはじめたばかりの方など、介護「超」初心者の方に向けた動画を作っています。

 

もしよければご覧いただけると嬉しいですニコニコ

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

『神戸|介護事業所のまいらいふ』

・YouTube「まいらいふ介護チャンネル」

・会社様向け介護離職防止セミナーも開催

・おむつ交換パーソナルレッスン

 

桜「神戸 まいらいふ」で検索桜

こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。

 

実家の片付けのため、断捨離や終活のために不用品を処分する時、ゴミの分別に迷うことはありませんか?

 

私はしょっちゅう分からなくなり、調べています。

 

 

 

  神戸市のビーズクッションの捨て方

人をダメにするソファが有名ですが、介護の現場でもポジショニング用のクッションにビーズ素材が使われているものが増えています。

 

私も少し前まで、自宅でビーズクッションを使っていました。

 

ですが使い込んで古くなってきたこともあり、処分しようとしたときに「これは何ゴミ??」となったんです。

 

なぜなら、神戸では指定袋に入るサイズのクッションは「燃えるゴミ」。

 

指定袋に入らないサイズなら「大型ゴミ」。

 

リサイクルできないプラスチックは「燃えるゴミ」。

 

発砲スチロール(パウダービーズは直径1ミリ以下の発泡スチロールだそうです)なら「容器包装プラスチック」という分別です。

 

そこで検索してみたところ、神戸市でのビーズクッションの捨て方は

 

・指定袋に入るサイズは「燃えるゴミ」

・指定袋に入らないサイズは「大型ゴミ」

 

となっていました。

 

ただし、大事な注意点があります。(神戸市ホームページ参照)

 

※袋を二重にする

※袋の空気を抜く

※中身が飛散しないようにする

 

※袋に「マイクロビーズ」と記載する

 

ゴミ回収時に袋が破れないようにした上で、外から見て「マイクロビーズが入っている」とはっきり分かるように記載します。

 

上記に加えて、他のゴミと分けて袋に入れることも必要だと思います。

 

なぜならマイクロビーズクッションを他のゴミと混ぜてしまうとゴミ収集時にわかりにくいためです。

 

神戸新聞ホームページには「「マイクロビーズクッションは気安く捨てるんじゃないよ!」収集作業員の悲痛な叫び 臨時車を手配するほど大惨事に」という記事があります。

 

収集時の苦労が記載されていますが、私も近所のゴミステーションでマイクロビーズが舞っているのを見たことがあります。

 

箒で掃除をしても軽すぎて、なかなか綺麗にできませんでした。

 

  神戸市・ゴミ分別のページが便利!

神戸市には「ワケトンブック」というゴミの分別ルールブックがあります。

 

カラーイラストで表示されていて、とても分かりやすいです。

 

ですが「ビーズクッション」とか「金属金具が付いている革製のカバン」など分別に迷うゴミもあります。

 

そんなときは、神戸市ホームページがとても便利です。

 

 

個別のゴミについて出し方を検索できる上に、ビーズクッションのように細かい「注意点」も記載されています。

 

神戸市在住の方は、ゴミ出しに迷われたときに使ってみてはいかがでしょうか。

(一番上の検索窓は「神戸市ホームページ全体」の検索用なので、2番目の検索窓「キーワード」と書かれたところで検索してみてください)

 

捨て方が分からないから、置いておく

在宅介護の現場では、要らないものでも「捨て方が分からないから、そのままにしている」というお話を聞くことも多いです。

 

確かに昔に比べると、ゴミの分別は細かくなっていると思います。

 

ですが不用品をそのままにしておくと、暮らしのスペースを圧迫するだけでなく、高齢者にとっては躓いたり、落ちてきたりするといった安全を脅かすことになりかねません。

 

不用品はその都度、処分するほうが負担も少なく、安全に暮らすことができます。

 

もしよければ、市町村のホームページなど便利な機能もありますので使ってみてください。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

『神戸|介護事業所のまいらいふ』

・YouTube「まいらいふ介護チャンネル」

・会社様向け介護離職防止セミナーも開催

・おむつ交換パーソナルレッスン

 

桜「神戸 まいらいふ」で検索桜

こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。

 

8月に入りました。

ものすごい暑さが続いていますが、熱中症対策は万全ですか?

 

 

  水を飲んでいても熱中症になる。なぜなら体温が上がるから

繰り返しにはなりますが、「水を飲んでいれば熱中症を予防できる」というのは勘違いです。

 

水分補給で予防できるのは、脱水です。

 

もしひどい熱中症と脱水を同時に発症している場合でも、弊社ではまずは体を冷やして体温を下げることが大切だと研修しています。

 

何故なら、医師ではない私たちが「内臓が水分を受け付ける状態か」を判断することは出来ないからです。

 

(若い方で意識がはっきりしており、喉が渇いた・飲みたいと感じる機能がある、自力で座り姿勢を保て、飲み物をしっかり持つことができる、痙攣がなく、口に飲み物を含んでも嘔吐反射がない、そして嚥下もスムーズなら大丈夫な場合もありますが、不適切な水分補給を行ったために夜中に急変する事例もあるようです)

 

ひどい熱中症の方を見つけた場合は、主治医や訪問看護師など決められたところに連絡するか救急要請し、到着を待っている間に体を冷やす。

 

これを基本的な介護士の対応としています。

 

ですがそもそも熱中症の多くは予防できるものです。

 

夏の間は、自分の体力を過信せず、今まで大丈夫だったという経験値に頼らず、できる限り涼しいところで過ごすことが大切だと思います。

 

  訪問介護士がやっている、体温を上げないための工夫

訪問介護のお仕事は文字通り、利用者様宅に訪問し、介護サービスを提供することです。

 

真夏でも移動が多いため、できる限りの対策を行っています。

 

そもそもの基礎体力をあげる

・冷房をつけてしっかり睡眠をとる

・普段からよく歩く

 

直接太陽の光を浴びない

・日傘

・通気性のよい帽子

・通気性のいい長袖

 

などを使ってできる限り、太陽の光を直接浴びないよう気をつけています。

 

冷やす

・保冷剤をタオルで包んで首に巻く

・凍ったペットボトルを持ち歩く

・濡らすと体温を奪ってくれる暑さ対策タオルを使う

・冷房の効いたところで休憩する

 

とにかく体を冷やすことが大事です。

 

家から持っていく水筒に加えて、1本はコンビニ等で冷凍飲料を買い足して体を冷やす・溶けたら飲む、というようにしている人もいます。

 

信号待ちは日陰で、出来るだけ風通しのいい道を選ぶ、など小さな工夫も欠かしません。

 

自転車やバイクも、許可されている場所内で日陰に止めることをお勧めします。

 

サドルが高温になると火傷するリスクがありますし、ホットカーペットに座っているのと同じですからそこから体温が上がってしまうためです。

 

利用者様に対しては

・とにかくクーラーをつけるよう声かけをする

・温度計を見ていただくよう促す

・夏服を着ていただけるよう支援

(認知症が進行すると真冬の服を出してこられることもあるため)

・保冷剤や氷枕などの事前準備を促す

・水分補給できるものが冷蔵庫にあるか確認する

・買い物同行をする場合、冷やしグッズを使うよう進める

 

などできる限り、通常の体温を保っていただけるよう工夫しています。

 

  まいらいふの熱中症対策

熱中症対策の研修も、今年は早めに6月中にはすでに行いました。

 

熱中症の症状や応急処置だけでなく、「急がない・焦らない・無理しない」ことも徹底しています。

 

例えば、前のケアが長引いたとき。

走れば次のケアに間に合いそうでも、焦らない・急がない。

とにかく事務所に電話だけしてくれれば、安全第一で移動して大丈夫だと伝えています。

 

例えば、少しクラっときて軽い頭痛がするとき。

これくらいなら次のケアに行けそうだと思っても、無理しない。

事務所に電話してくれれば、どうにか調整して交代することにしています。

 

安全第一で活動していますので、どうしてもの場合には少し時間をずらしていただいたり、担当者が交代したりといった可能性はあります。

 

ですが出来る限り、利用者様にご迷惑をお掛けすることがないよう、体調管理をしっかりしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

他にも事務所には常に保冷剤を準備しています。

 

訪問介護事業所では、介護士のうち、登録スタッフは直行直帰が多いです。

 

ですが何件も続けてケアが入っている時には、一度自宅に帰る時間がないこともあります。

 

そうすると保冷剤が溶けてしまったり、濡らして冷やすタオルが乾いてしまったりするため、事務所で補充して体を冷やせるようにするためです。

 

  エアコンの設定温度を過信しない

エアコンの設定温度は「実際の」室温とは異なる場合もあります。

 

リモコンに27℃とか、26℃設定と表示されているからといって、室温を26℃まで下げてくれるとは限りません。

 

住宅の立地や室外機の置き場所、エアコンメーカーなどによって異なります。

 

熱中症予防には、実際に過ごす場所の温度が下がっていることが大切。

 

特に高齢者は暑さを感じにくくなります。

 

その方が過ごすところに、大きな表示のデジタル温度計をおいて、「◯℃を超えたら、暑くなくても冷房をつける」などの約束をし、温度を意識する習慣をつけていくことも必要だと思います。

 

安全に、命を最優先に

夏が来るたびに「今年は去年より暑い」ような気がします。

 

どんな時でも、命と健康を守ることを最優先に判断し、安全に夏を過ごしていきたいと思います。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

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桜「神戸 まいらいふ」で検索桜

こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。

 

65歳になると、介護保険証が届きます。

 

この介護保険証は三つ折りの線が入っているので、バラバラに「切り離して」「なくしてしまう」ことがあります。

 

 

  介護保険証でわかること

介護保険証は裏表に印刷がありますが、その方個人の情報が載っているのは片面だけです。

 

その面は3つに区分けされています。

市区町村によって表示の仕方に若干の差はあるようですが、おおよそ以下の内容です。

 

桜1面(一番左)

「被保険者情報」番号・住所・氏名・生年月日・性別

「交付年月日」いつこの保険証を発行したかの日付

「保険者情報」市区町村の名称と番号

 

桜2面(真ん中)

「要介護状態区分」要介護1などの要介護状態の区分

「認定年月日」いつ認定されたかの日付

「有効期限」現在の認定の開始日と終了日

「区分支給限度基準額」要介護状態に応じた1ヶ月の利用上限額

「認定審査会の意見及びサービスの種類の指定」ここは空欄の方が多いです。

 

桜3面(一番右)

「給付制限」

「サービス計画を作成する事業所名、届け出年月日」

「施設サービスを利用する場合に、介護保険施設において記載する欄」

 

 

パッと見では何を書いてあるの分かりにくい欄も多いですが、サービス事業者は全部確認しています。

 

サービス提供に情報が必要なだけでなく、ご利用料金を国保連合に請求するときにはこのデータと利用実績を合わせて提出することになっているからです。

 

  なぜか切り分けたくなる介護保険証、そのまま保管が正解です

介護保険証に記載されている情報は、介護保険サービスを利用するときに必要なことです。

 

「要介護1」などの介護度以外の部分も全部、要ります。

 

でも、保険証の用紙が3つの面に分けられていることで、どうしても線に沿って切り分けたくなるようなんです。

 

私の祖母も、初めて介護保険証が届いたときには、線に従ってハサミで切ろうとしていました。

 

たまたま封筒を開けるところ見ていたので、慌てて止めることができましたが「線画あると切ったほうがいい」と判断する方は多いようです。

 

利用者様でもバラバラにして、そのうち1つを失くす。

再発行の手続きをご家族がする。

 

という方は何人もいらっしゃいました。

 

介護度が記載されている面以外はいらないように思いがちですが、全部必要な情報です。

 

ピンク色の「介護保険証」が届いたら、オレンジ色の「負担割合証」と合わせて保管しておくと、いざ介護保険サービスを使うときにとても便利です。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

『神戸|介護事業所のまいらいふ』

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こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。

 

弊社事務所がある大倉山地区は、兵庫区の中では「山手の上品なほう」と認識される地域です。

 

ですがステテコにのびのびランニング姿で、家の外に座っているおっちゃんも存在中。

 

(個人的にはおっちゃん、おばちゃんが新聞を読んだり、立ち話をしながら外にいてくださることは犯罪の抑止力にもなるので、地域の安全にものすごく貢献していると思います)

 

その反面、ちょっとした買い物でもスラックスにベルト、小洒落た帽子をかぶって出かけるおじさまも見かけます。

 

でもこのおしゃれな「スラックス」、身体機能が衰え始めた方にとっては着脱が大変な洋服です。

 

 

  スラックスの難しいところ

スラックスでも介護士が着脱を行う場合は、技術的にはあまり問題ではありません。

 

ですが寝たきりや拘縮がある方の場合は、皮膚を保護するためにもっと柔らかくて伸縮性のある生地の衣服がおすすめです。

 

どちらかと言うとスラックスが要注意になるのは、介護が必要になる手前の方にとってです。

 

・ベルトが必要

・引っ掛け式のボタン、ファスナー

・ウエストの伸縮性が少ない

・裾を引きずりやすい

 

といった点が着脱にかかる時間を増やしてしまうからです。

 

手先が動きにくくなったり認知機能が低下し始めたりすると、ベルトの穴を通したり、ファスナーの小さいつまみを動かしたりする動作は、だんだんと出来なくなってきます。

 

これまで何となく感覚で行えていた日常動作が、ゆっくり、でも確実に、難しくなってしまうので、トイレに間に合わなかったり、尿漏れしてしまったりに繋がる可能性もあるんです。

 

  認知機能・身体能力に合わせてズボンを変える

介護が始まる前、尿意はあるはずなのに失禁をくり返したり、下着やズボンを汚してしまう方は、もしかしたらズボンを変えれば解決するかもしれません。

 

ベルトの着脱が難しいなら、ベルト不要のゴムウエストのものに。

 

小さいファスナーがつまみにくいのなら、ファスナーのないものに。

 

ズボンの生地が滑らない・固いなどで動かしにくいのなら、伸縮性のある素材に。

 

というように、「難しい動作」「苦手な動き」をしなくても着脱できるズボンに変更していきます。

 

もちろん、出来るだけご本人の好きな服装をしていただくことが基本です。

 

でも「スラックス+ベルト」は、ギリギリ自分でトイレに行けるレベルの方にとっては、排泄の失敗に繋がりやすくなる可能性があります。

 

年齢が上がれば上がるほど、認知機能が低下すればするほど、新しいことを受け入れにくくなる傾向があります。

 

「自分でトイレに行ける」うちに着脱しやすくて、ご本人の好みにも合うズボンに少しずつ変更していくと良いと思います。

 

  結局、最後まで履けるのはゴムの柔らかいズボン

少しずつズボンを着替えやすいものに変えるなら

 

・ウエストがゴム

・伸縮性があって、柔らかい生地

・洗濯機でガンガン洗える

・漂白剤を使っても惜しくない値段(便失禁には洗剤だけでは足りない)

・丈がピッタリ合っているか、裾に緩めのゴムが入っている

 

ものがおすすめです。

 

これなら一人でトイレに行ける方も着脱しやすいですし、介護が必要になった場合でも対応することができます。

 

丈が合っているという条件については、身体能力が低下すると裾を折って長さを調整することは難しいですし(その姿勢が取れない)、裾を踏んで転倒することもあるためです。

 

ピッタリの丈か、少し長いなら踏んづけてしまわないよう緩めのゴムが入っているものが便利です。

 

この裾のゴムもキツイものは避けたほうが無難だと思います。

 

ゴムがキツイと足の浮腫が出てきたときに痛みが出たり、そもそも履けなくなることがありますし、足を通しにくいズボンはご本人が履かなくなってしまうこともあるからです。

 

ですので、ご本人の好みが許せば、結局はスーパーや量販店で売っているジャージのようなものが「介護しやすく」「ご本人も楽な」ズボンに当てはまるのではないでしょうか。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

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