こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。

 

「介護おむつのオススメってありますか?」

 

在宅介護を始めたばかりのご家族様から、よくご質問をいただきます。

 

 

  結論 スーパー等で売っている大手メーカーが安心

タイトルの通りですが、おむつはスーパーやドラッグストアで売っているものなら、ほぼ失敗はありません。

 

吸収容量、オムツの特徴などがそれぞれ記入されていますが、その辺はおいおい利用者様の状態を見ながら選んでいけば大丈夫です。

 

とにかくサイズが合っているもの、一般的に手に入りやすい、言い換えればたくさん流通しているメーカーのものがおすすめです。

 

例えば、パッケージに「ライフリー」とか「リリーフ」、「アテント」とかの表示があるものです。

 

細かいことを言えば、オムツを使う方ごとに「最適な」オムツは変わるかもしれません。

 

でもこのあたりの商品を選んでおけば、大きな失敗がなく、多少のことは介護者の工夫で対応できると思います。

 

  オススメできないオムツ

フリーマーケットサイトで売っているようなものや、海外通販サイトで売っているようなものは避けたほうが無難だと思います。

 

オムツには仕様期限があります。

フリマサイトで売っている物がいくら綺麗に見えても、内部の吸収ポリマーが劣化している可能性が高いですし、保存状態も不明だからです。

 

そして海外通販サイトなどの格安オムツは、そもそも日常の使用に耐えられない作りの物もあります。

 

例えば、オムツのフィット感を調整するテープ部分がセロハンテープの様な素材だったり(通常はマジックテープで何度でも貼りなおせます)、尿や軟便の漏れを防ぐためのギャザーがやたらと短かったりするものを見かけました。

 

また、広く流通しているものに比べて、若干ですが幅が狭いものもあります。

 

この「若干狭い」ことで、一般的なパッドがギャザー内側に収まらなくなったりします。

 

パッドがギャザーの内側に収まらないと、パッドが吸収できなかった排泄物は全て外に漏れだすので、衣服やシーツに汚染が広がることになってしまいます。

 

いくらオムツが安くても、毎日毎日、尿や便で衣服とベッドが汚染されるのは避けたいのではないでしょうか。

 

オムツは消耗品なので、少しでも安く購入したいとは思いますが、まともに使えない物を買ってしまわないように本当に注意が必要です。

 

  そもそもサイズが合っていないことも多い

意外に思われるかもしれませんが、サイズが合っていないオムツを使用されている方もいらっしゃいます。

 

その場合は「小さすぎる」オムツを買ってしまっていることが多いのです。

 

おそらく「食べる量が減って痩せたから」と本来はLサイズの方に、MサイズやSサイズを買っているのだと思います。

 

確かに痩せるとオムツのサイズは変わります。

でも、体重が落ちても骨格は変わりません。

 

特にオムツの場合は、いくら痩せていても骨盤が小さくなる訳ではないので、しっかりと骨盤全体を覆いきることができるものを選ぶ必要があります。

 

ただし、大きすぎても足回りにフィットさせることが出来ずに漏れる原因になりますので、パッケージの対象サイズを確認してみてください。

 

オムツは王道が一番

介護を始めたばかりで、どんなオムツを選べばいいか迷う場合には、とにかく売れているもの、お店でよく見かけるもの、がおすすめです。

 

そうすれば失敗が少ないですし、介護サービスの職員も使い慣れていることが多いので、利用者様の体型に合わせて工夫してフィットさせてくれる可能性が高いです。

 

奇を衒ったものや、安すぎるもの、不審な海外サイトからの購入は避けて、安心できるものを購入してください。

 

それが結局は在宅介護の手間(排泄があるたびに布団まで汚れるなど)を省き、ご本人の快適にも繋がります。

 

弊社では、オムツ交換の個人レッスンも行っています。

お近くの方はぜひご検討をよろしくお願い致します。

 

おむつ交換パーソナルレッスンについては、もし良ければ以下の記事もご覧ください。

 

 

 

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

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