今回は李家幽竹さんの風水大全をレビューします。

 

体調が悪いときは、治癒力にすぐれた色「濃いグリーン」を身につけると効果あり?!財布には真っ黄色ではなく「アイボリー」を使うとお金が貯まる?!「運は使うとなくなる」は嘘、運は使えば使うほど増えていく?!風水は「何かを置く」ものではなく、運を妨げているものを取り除く引き算だった?!

 

知れば知るほど、勘違いをしていたことが多くてビックリ!!今まで風水なるものを一度も試したことはありませんが、何となく手に取った本書を読んでいるうちに面白そうだと思ってしまった私。家の掃除をきちんするとか、身だしなみを整えるとか、悪口を言わないとか、実は人として当たり前のことを言っているのが「風水」なのだな、という印象を受けました。そして、その当たり前をなかなか実践できないから負のオーラが漂い、悪い運気を連れてきてしまうのだなと。確かに何年も前に買ったヨレヨレの服を着て人前に出れば、だらしない印象を抱かせてしまいますよね。全身黒ずくめの人には近寄りがたいですよね。それで人間関係をよくしたいと思っても、ちょっと難しいですよねぇ。

 

また、運がやってくる人とこない人との違いは、視野の広さにあるのだとか。ととえば「恋愛運がほしい」と望む人と、「いろいろな運がほしい」と望む人とでは、見えているものの範囲が違うので、結果として後者のほうがたくさんの運をつかみやすいそうです。勝手に欲張っちゃいけないイメージがありましたが、運は自ら求めにいくことで、その求めた分だけ、手に入れるチャンスが増えるということですね。

 

へぇ~、じゃあ私もこれからは強欲でいこうかな(違うだろ)

 

と、こんな感じでひたすら一人でへぇ~へぇ~言いながら読んでいたのですが、以下に本書の中でいちばん大事だなと思った内容をレビューしたいと思います。

 

 

 

それはズバリ「言霊」の存在です。これは誰しもが意識しつつも、ついつい愚痴ってしまったり、ネガティブワードを連発しちゃったりして上手くいかないもの。しかも「言霊」は自分が口にしたものだけでなく、書いたものにも魂が宿り、それを見聞きした人にも影響を与えます。つまり今これを読んでいる人には、私の「言霊」が宿ってしまうのですね。ごめんなさーい。

 

特に表意文字である日本語は、文字そのものに魂が宿り、その力はアルファベットなどの表音文字よりも強力なのだそう。なので、「言霊」の力を強めたいなら、まずはいろいろな「言霊」に触れるのが大切になってきます。ジャンルを問わず、いろいろな本を読むようにすると、自分の中で「言霊」が豊かになり、さまざまなシチュエーションに応じた言葉がつかえるようになるそうです。

 

ふむふむ。つまり日本語の本は「言霊」パワーを与えてくれる最強のアイテムというわけだ。それならネガティブな私みたいなヤツは、今後できるだけ前向きになれる本をパートナーにしてみるといいってことですよね?よし、やってみようじゃないか!

 

さらに「悪い言霊を言わない、聞かない」を一ヵ月徹底すると、運気が上昇するらしいのですが・・・これについては達成できる人自体が8割程度なのだとか。自分は言わなかったとしても、人のを聞いちゃうと思うので、なかなか難しそうです。まぁ、効果は薄いかもしれませんが、せめて自分は言わないだけでも何か変わるかもしれませんね。それにも修行が必要ですが(笑)

 

体がかたいと心もかたくなりがちなので、ストレッチも有効だとか。そうすることで、柔軟な考えを持てるようになり、自分自身の土壌も柔らかくなることで、さまざまな運が舞い込んできやすくなるそうです。

 

はい、というわけで、風水とは衣食住すべてを使って快適に生きる方法を追求するものということがわかりました。すべての運は希望を持つことから。風水は実践した分だけ必ず運がよくなるものだと信じてくださいとのこと。100やれば100のリターンが、10やれば10のリーターンが得られますが、最初から100を目指すのではなく、無理なく自分ができること一つからスタートしてみるといいそうです。その際は決してがんばってはいけません。なぜなら風水はがんばるものではないからです。そもそも「がんばる」はマイナスの気持ちを表す言葉なので、そんな「気」が重い状態でやったものには効果も薄れてしまいます。なので、最初からハードルを上げずに自分が楽しいと思える、苦にならないことから実践するのがオススメです。

 

私はとりあえず「金」の気を消耗する「親知らず」(残り一本)を年内にやっつけたいと思います!みなさんの中にも風水に興味のある方は、ぜひ本書を読んでみてください。

 

 

以上、『どんな運も、思いのまま!李家幽竹の風水大全』のレビューでした!