あけましておめでとうございます。

 

ベタですが、新年一冊目のレビューは、お正月にちなんで『十二支のことわざえほん』にしてみました!

 

 

 

十二支の動物達それぞれの動物が登場することわざが載っている変り種干支の絵本。高畠さんのユーモラスでセンスある絵でそれぞれのことわざも笑いながら身についちゃう?とっても気になる一冊です。(作品紹介より)

 

 

 

 

高畠さんの十二支シリーズは有名ですよね。『十二支のはやくちことばえほん』『十二支のしりとりえほん』など他にもたくさん出ています。意外にも大人でも十二支が言えない人ってたまにいますよね?あやしい人も含めると結構いるかも?というわけで、今回はそんな大人も一緒に楽しめる本として、勉強がてら”ことわざ”とあわせて本書の紹介をしたいと思います!!

 

 

まずは。十二支のトップバッターです。ちなみに子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の「子」が「鼠」です。

 

ここでは「袋の鼠」「窮鼠、猫を噛む」が紹介されていました。意味ですか?大人はご存知だと思いますが、キッズは自分で本を読んで理解してくださいね。ちょっとこんな感じで各干支にどんなことわざが紹介されているのかだけドバっと書いていきます。

 

続いて。「牛歩」「食べてすぐ寝ると牛になる」が紹介されていました。お正月に使えそうなパワーワードです。

 

お次は。「虎の尾を踏む」「二兎を追う者は一兎も得ず」が登場。個人的に「二兎を~」は本当にその通りだと思います。

 

どんどんいきましょう、。「株を守りて兎を待つ」。これは、『切り株につまづく兎を待っている』危険生物を想像してみてください。おっと、偶然引っかかってくれた兎がいました!ラッキー。食べちゃお、パク。しかし二度目はあるでしょうか。同じチャンスをまた期待するのは甘い考えでしょうねぇ(意味深)ちなみに「株を守りて~」には、”古い慣習や成功体験にこだわり、新たな行動ができず、その結果、得るものが無いこと”という意味もあります。

 

ネクスト、。「竜の髭を蟻がねらう」が紹介されていました。

 

私が苦手な。まず一つ目は「藪をつついて蛇を出す」。よけいなことはしない方がいいですね。そして二つ目は「蛇に会った蛙」。誰でも苦手なものに出会ったらおそろしくて動けなくなっちゃいますよね。

 

みんな大好きおさん。「馬の耳に念仏」「尻馬に乗れば落ちる」が紹介されていました。前者は有名ですよね。後者は「深く考えもせずに簡単に誰かに賛成したりすると失敗しやすい」という意味があります。気をつけて~。

 

かわいいさん。「羊の番に狼」「羊の皮を着た狼」が紹介されていました。もう羊×狼のコラボは定番ですね。狼ってそんな悪い動物じゃないのにちょっとあわれです。

 

お待たせしました、おさん。「猿の尻笑い」「猿も木から落ちる」が紹介されていました。

 

そして、。「一石二鳥」と「ひよこが親鳥に説教する」の二本立て。「ひよこが~」の方は英語でも同じ意味のことわざがあります。

 

。「犬も歩けば棒に当たる」「飼い犬に手を噛まれる」「犬が西向きゃ尾は東」の三本立て。さすが犬は人間の友人だけあってたくさんのことわざを持っています!

 

ラスト、。「猪突猛進」!!むしろコレ以外わかりません!

 

 

はい、以上がすべてのことわざ紹介になります。詳しくは直接えほんを読んで確認してみてくださいね~。これを読みながらぜひ十二支もマスターしてほしいと思います。

 

ちなみに私は子どもの頃、十二支のうたにハマってエンドレスで歌っていました。YouTubeで探してみたけれど、なんとなくコレが一番近いようで微妙に違うような気がする・・

 

 

 

 

リズムはほぼこんな感じだったと思うのですが、歌詞が違うんですよね。ねーうしとらうーたつみーあなたは何年ですかー?という歌詞があったことだけは記憶しているのですが、それ自体があやしいものなのだろうか・・当時から歌詞を間違って記憶していたのかしら?謎です。同い年の友人に確認したら、同じ曲、同じ歌詞で知っていると言われたので、多分該当する曲が存在するはずですが、見つけられませんでした。

 

同じ人います~?

 

と、絵本を読んでいたらそんな懐かしいことまで思い出した一日でした。

 

相変わらず奇妙な本紹介ですが、みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

 

以上、『十二支のことわざ』のレビューでした!