阪神淡路大震災が起きてから29年目を迎えました。人間にとっては長い年月かもしれませんが、地球の歴史からすればほんのちょっと前の出来事・・・あれから日本は地震災害が増えた気がするからです
阪神淡路大震災の被害は衝撃的でした。多くのビル倒壊や高速道路の横倒し、いたるところで起きたがけ崩れ、そして想像もつかないような長田区の大火・・・地震の恐ろしさを強烈に印象付けました。
当時「こんな災害は二度と起きてほしくないし、起きることもないだろう」と思いたくなりました・・・が、2011年の東日本大震災をはじめ、大きな地震災害は繰り返されてしまいます。
そして2024年1月1日、能登半島地震が発生してしまったのです
改めて、犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
阪神淡路大震災の被災地だった淡路島に「野島断層保存館」があり、見学に行ったことがあります。皮肉なことに、東日本大震災が発生する1カ月前というタイミングでした→「北淡震災記念公園」のサイトにリンク
阪神淡路大震災で断層が動き、ずれた跡を保存している施設ですが、そのすさまじさに驚きを隠せませんでした。しかし、能登半島地震での断層のずれは、ケタ外れだったことが分かってきました。
海岸線が4メートルも隆起したとの報道もあります。漁港が陸地化してしまい、漁業や海運は壊滅的な打撃を受け、復興には相当の年月がかかるかもしれません。あまりにも凄まじい地震だったと震撼します
地震は、いつ、どこで起こるかわかりません。私の住む諏訪地方は中央構造線と糸魚川静岡構造線という巨大断層が交差する場所にあり、地震発生確率の高い牛伏寺断層も近く、将来地震は必ず起きます。
たとえ家屋倒壊といった直接的な被害を免れても、断水や停電といったライフラインのダメージ、ガソリンや灯油の不足、インターネットが繋がらないといった事態は避けられません。
備えらしい備えもあまりしていませんが、日頃からペットボトルの水は買い込んでいますし、能登半島地震のニュースを聞いて、念のため緊急簡易トイレを先日買って備蓄しました。
もちろん災害は地震だけとは限りません。近年の異常気象によって集中豪雨の発生や超大型台風がいつ襲って来るかもわかりません。ハザードマップの確認は常に怠りなくやっておかなければならないのです。
能登半島地震が発生した今年、29年目の阪神淡路大震災被災を迎え、改めて「命を守ることの大切さ」と「そのためにやるべきこと」について考えさせられました。
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