晩秋から冬になり始めると、毎年悩ましい虫が現れるようになります。その名はカメムシ ご存じのように、強烈な悪臭を放つ虫なので、見つけても慎重に除去しなければなりません。
ところが、ここ2年ほど、ちょっと違うタイプの虫が出るようになりました。それがこいつ。
今年は、こいつがかなりの量飛んできており、いつもは悩まされるカメムシが少なくなっているほど。ずっと、こいつの正体が分からなかったのですが、ようやく調べて判明しました。
なんと、こいつもカメムシの仲間だったのです
マツヘリカメムシと言います。もともとはアメリカなど北米に生息している虫で、いわゆる外来種として日本に侵入してきた新顔の虫。それでも、10数年間で全国に生息域を広げているのです。
いつも見ていたカメムシとは違い、悪臭を放つことはありませんが、甘ったるいような匂いを出します。それ自体はほとんど気にならないのですが、こいつがゾロゾロと集まっている姿は、やはりキモイ
国内で発見されてから年月が経っていないので、マツヘリカメムシが日本の生態系にどんな影響を及ぼすのかは分かっていません。松の樹液を吸うようなので、大量発生すれば問題視される可能性があります。
この季節は、ほぼ窓を閉め切っているので、屋内に侵入する数はそう多くありません。しかし、時には窓枠に10匹近くがゾロゾロと侵入をうかがっていることもあり、追い出し退治が続く毎日です
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