「お金がありません」を読み、自分の社会人人生を振り返ると | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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フリーランスライターの私マイケルオズが、ウオーキング、健康、生活設計、仕事、ひとり旅、飲み歩き、大相撲のほか、世間話や時事、雑感などざっくばらんに語っています

前回のブログに続き、増田明利氏の著書「お金がありません」の読後感想を書きたいと思います。

→「お金がありません」~タイトルがストレートなドキュメント本

 

ルポライターの増田氏が、ワーキングプアなど「働いても働いても貧困にあえぐ人々」の生の声をドキュメントタッチで書き綴っており、現代日本の歪んだ縮図を垣間見ることができる一冊です。

 

 

読後、率直に感じたのは「自分も一つ間違えれば、同じような貧困にあえいでいたかもしれない」ということでした。言い換えれば、いろいろな面で「ラッキーな社会人人生」だったと分かったのです。

 

まずは、勤めていた会社(新聞社)が新卒入社から定年退職(1年前倒しでしたが)まで、倒産せずに済み、リストラもされず、病気や家族の事情で退職に追い込まれず、勤め上げられたことが最大のラッキーでした。

 

自分自身の力ではどうしようもない、会社の倒産や業績悪化による人員整理には遭遇せず、終身雇用が当たり前だったがゆえに、会社も簡単にはリストラに踏み切れない時代だったのも運が良かったです。

 

30代半ば頃までは、若気の至りで「会社を辞めてやる」と思ったことが何度もありました。しかし、踏みとどまることができたのです。もちろん、転職した方がより良い人生になった可能性も否定はできませんがあせる

 

それから、おかげさまで大きな病気やメンタルの疾患に冒されることもなく、家族の要介護などで離職に追い込まれることもありませんでした。これもラッキーだったとしか言いようがありません。

 

今、こうしてフリーランスライターとして、自由気ままで好き勝手な第二の人生を歩めていることは、とてもありがたく思っています。もちろん、上を見たり、理想を言い出せばきりがありませんが・・・

 

蛇足ですが、著書タイトル「お金がありません」を身に染みて感じているところです笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

★そんなわけで、私の著書もついでに宣伝させていただきます