照ノ富士が締めた大相撲夏場所を総括してみました | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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大相撲夏場所は、4場所ぶりに戻ってきた横綱照ノ富士が14勝1敗というダントツの優勝を果たしました。けがや病気を持っているとはいえ、今の角界では群を抜いた力を示した結果です照れ

 

照ノ富士は優勝したこともさることながら、15日間相撲を取り切ったことを評価します。全盛期の横綱相撲とまではいかなくても、相手によって工夫しながら裁く姿は「技」の面でもずば抜けていたことが分かります。

 

照ノ富士が休場中、大相撲は毎場所乱戦になっていました。それはそれで誰が優勝するか分からない面白さがありますが、やはり大相撲の醍醐味は強い横綱大関が君臨し、そこに関脇以下が挑むのが本来の姿です。

 

膝の状態もあるので、体を自愛しながら息の長い横綱でいてほしいと願います。

※この写真は、最初に大関に上がった時のものです

 

さて、今場所は関脇陣が番付上位の重責を担い、全員が二ケタ勝利を上げました。とくに大関とりだった霧馬山は11勝に到達し、大関昇進を手中に収めました。これで照ノ富士の「横綱大関」も解消されますニコニコ

 

そのほかの3人も2場所連続二ケタを続け、大栄翔は22勝、豊昇龍若元春は21勝で、来場所そろって大関とりとなります。ハードルはやや高めですが、突き抜けてくれる力士がいてくれるものと信じたいです。

 

大関貴景勝は、膝のけがに苦しみながらも何とかカド番を脱出しました。けがを治すことが一番ですが、ツボにはまれば優勝が狙える大関なので、台頭する関脇陣に負けじと奮起してほしいです。

 

朝乃山の2年ぶりとなる幕内復帰も注目されました。地力を発揮して12勝まで星を延ばしましたが、大関時代から指摘されていた欠点は解消されないままなので、上位に上がると苦労しそうな感じもします。

 

むしろ、今場所十両で大活躍した落合の将来性に期待したいですし、豪ノ山、湘南乃海、熱海富士といった若手の台頭も楽しみです。来場所は幕内下位の取り組みも面白くなりそうな予感がしています。

 

最後に、今場所お休みとなった北の富士さんが、名古屋場所には復帰されることを心待ちにしながら、コラムを閉じます。

 

 

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