お久しぶりです!久しぶりにブログを書くことが出来てうれしいです。
さて、こちらも冷え込みが厳しくなり、このところ連日霜が降りています。
この時期、花もないし、霜など降りてしまったら、庭で楽しめるものなどあるのか?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でもね、霜が降りた時に楽しめるこの時期の庭の楽しみ方もあります。
朝10時、吐く息がまだ白く、指も少々かじかむのですが、
ほら、霜が植物の葉の形をくっきりと描いているのに気づきます。
花はまだだけど、クリスマスローズ。
ヒューケラ。
アルケミラモリス。
シダ。シダは正直あまり好きではないのですが、複雑な葉の形がはっきりと浮かび上がって、
シダってこんなアーティスティックなフォルムだったのね・・・と見直してしまいます。
こちらはチベットザクラ。(携帯で撮った写真なので、わかりにくいのが残念なのですが)
低い角度から照らす冬の特有の陽の光が
剥がれた樹皮を後ろから照らし、燃えるような緋色を放ちます。
チベットザクラは今年2月にNHK BS1の「エルムンド」で放映させていただいた
冬のガーデンのリポートでもお届けしましたが、輝く樹皮が本当に魅力的です。
実は以来、冬の庭、植物に一段と興味を持っています。
見方、目の向け方次第なんですよね。
そんなことをこの国から学んでいます。
佐藤 ゆかりでした。