冬の庭が輝く時 | フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

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イギリス留学を経て2002年より、在英。暮らしてみて見えてきた私のイギリス、そして、そこから見えてきた私のニッポン。目に留まったこと、ココロに触れたこと、綴ってみます。よろしかったら、JOIN ME!(記事、写真等の転載はご遠慮下さい)

お久しぶりです!久しぶりにブログを書くことが出来てうれしいです。



さて、こちらも冷え込みが厳しくなり、このところ連日霜が降りています。


この時期、花もないし、霜など降りてしまったら、庭で楽しめるものなどあるのか?

と思う方もいらっしゃるかもしれません。


でもね、霜が降りた時に楽しめるこの時期の庭の楽しみ方もあります。


朝10時、吐く息がまだ白く、指も少々かじかむのですが、


ほら、霜が植物の葉の形をくっきりと描いているのに気づきます。



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花はまだだけど、クリスマスローズ。


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ヒューケラ。



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アルケミラモリス。


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シダ。シダは正直あまり好きではないのですが、複雑な葉の形がはっきりと浮かび上がって、

シダってこんなアーティスティックなフォルムだったのね・・・と見直してしまいます。




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こちらはチベットザクラ。(携帯で撮った写真なので、わかりにくいのが残念なのですが)

低い角度から照らす冬の特有の陽の光が

剥がれた樹皮を後ろから照らし、燃えるような緋色を放ちます。

チベットザクラは今年2月にNHK BS1の「エルムンド」で放映させていただいた

冬のガーデンのリポートでもお届けしましたが、輝く樹皮が本当に魅力的です。


実は以来、冬の庭、植物に一段と興味を持っています。


見方、目の向け方次第なんですよね。

そんなことをこの国から学んでいます。



佐藤 ゆかりでした。