高校生の頃、アメリカンフットボールにハマり選手になりたいと思った頃があった。
体の小さい私は、今のままでは無理だと思いジムに通い始めた。
そしてパワーリフティング競技にまで出たりして、それなりにガッシリトシタ体になった。
大学も真剣にアメリカを考えたが、家庭の金銭的問題にはどうしても勝てず、結局市内の短大に行く事にした。
でもやはりアメリカには憧れがあり、短期のホームスティに参加する事にした。
じつはそこで人生の価値観が変わったのだ。
カナダのアルバータとアラスカのアンカレッジにホームステイしたのだが、とにかく様々なカルチャーショックを受けた。
その一つが 家 でもあった。
アンカレッジ大学でお世話になったファミリーが住んでいたのがログハウス。
正確にはマシンカットの角ログである。
ご承知の通りアラスカは非常に寒い。
しかしその家はとても暖かく、さらにその暖かさがやわらかいのである。
なんと表現すればよいのか分からないがとにかくやたらと落ち着く。
木の香り効果かもしれない。
外の音もしっかり遮断している上に室内の音もなぜかあまり響かず、小さな子供がいたのだがぜんぜんうるさく感じない。
暖炉はもちろん薪をくべるタイプで、ドラマや映画でよく見るような雰囲気だ。
私には4畳くらいの部屋を与えてくれたのだが、寝心地がよく朝の目覚めもとても良かった。
そんな夢のような経験が良い意味でのトラウマになっており、もし家を建てるならそんなログハウスにしたいと思っていた。
実は、前回お話したハウスメーカーはそういったログハウスも手がけている会社で評判はしこたま良い。
知り合いに大工がいるが彼に聞いた所やはりその会社の仕事はなかなか評判が良いそうだ。
そんなわけで我々夫婦は土地も決まらないうちから、完全にそのハウスメーカーに建てもらうことを決めていたのである。
しかし、なかなか土地が見つからず難儀していた。
そんなある日、そのハウスメーカーの社長が我が家に現れた。
何ヶ月かに一度は土地の件でわざわざ来てくださる。
本当に感謝していた。
その日も当然土地の話だと思っていたのだが、実は別の用事であった。
そしてその用事がきっかけで我々夫婦はこのハウスメーカーに見切りを付けたのであります。
この続きはまた次回。