都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです

 

新年あけました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

今年は年始から、地震があったり、飛行機の大きな事故があったりと、なかなかしんどい事件や事故がつづいております。

 

さらに間が悪いことに、私自身この年末年始に風邪をひいて寝込みまして・・・

 

年始に開いてるクリニックを受診し抗原検査なども受けたのですが、陰性。カゼですと言われ、普段使われていない子供部屋で一人さびしく隔離されておりました。

 

 

さて今回は、自分が隔離生活を送って気づいたことを記事にしたいと思います。

 

 

我が家を建てるにあたり、

私は「廊下にエアコンをつけて疑似全館空調にしたい」

妻は「普通に各部屋にエアコンをつけたい」

と主張しました。

 

 

もちろん家庭内の力関係の結果から、全館空調の案は却下され、普通に各部屋にエアコンが取り付けられました。

 

猛暑になった昨年の夏でも、1階のダイニングと2階の寝室の、2か所のエアコンをつけていれば家中ある程度は快適だったように思います(塔屋は猛暑でしたが)。

 

いっぽう冬場は、1階のダイニングのエアコンと床暖房、地階玄関のPSヒーター、2階寝室のオイルヒーターと複数の暖房器具を使っています。住み始めこそ底冷えのような寒さに震えていましたが、1年経った今ではどれも出力はそこまで強くしていませんが、廊下や玄関ホールなどもそれなりに暖かく、暖房にもまだまだ余力がある感じです。

 

 

で、こんな風に考えていたわけです。

 

ダクトを全館に張り巡らすような高価な全館空調でなくても

全部屋にエアコンなんてつけなくても

それなりに断熱がしっかりしている家ならば

2,3台のエアコンである程度快適になるよ

 

 

ところが・・・

 

それは、あくまでも普段の話。

 

快適に暮らせるというのも、扉を開け放して空気の出入りがある空間に限った話。

 

 

そうなんです、風邪を引いた私が隔離されるためには、ドアを閉め切る必要があります。

 

ところがドアを閉めると、廊下から暖気が入ってこなくなるのです。

 

締め切った部屋は、明らかに寒い!

 

 

まあ、我が家は前述の通りすべての居室にエアコンを付けたので、暖房を入れればちゃんと暖かくはなるんですけどね。

 

 

そうなんです。

ダクトや床下エアコンなどを使わない、壁掛け家庭用エアコンを使った疑似全館空調の問題点は、

部屋の扉を閉めると、暖気(冷気)が部屋に入ってこない

つまり、

別に冷暖房をつけない限り、その部屋の扉は閉め切りにくい

のです。

 

 

これって、我が家の断熱がそこまで高性能でないから温度が下がりやすい(夏なら上がりやすい)というだけの話なのでしょうか?

 

それとも、我が家より断熱性能が高い家でも、やはり扉を閉めきった(かつエアコンのない)部屋は適温にはならないのでしょうか?

 

 

いずれにせよ、

子供部屋にエアコンをつけるように言ってくれてありがとう妻よ・・・

 

 

 

そのうちに全館空調のシステムの違いについて調べてまとめてみたいな・・・