都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てるブログです

 

南側の窓から日が差し込む階段、そして2階のホールは、夏になると暑くなるのではないか?という問題について考えていました。

 

自分なりに出した結論が、こちら。

 

階段にエアコンをつけよう!!

 

(図は使いまわしです、笑)

 

上の図にある赤い四角の部分、つまり塔屋の2階から3階にかけて階段を上る吹き抜けにエアコンを設置するということを提案しました。

 

「ここにエアコンをつけたいんですか?」

「はい、ここにエアコンをつけたいんです」

 

・・・もちろん、工藤建設の担当さんも「本気ですか?」と言いたげな顔をしていましたが、本気です。

 

 

もくろみとしては、こんな感じです。

南側の階段は1階のリビングや2階のホールとは扉がなくつながっています。そして暖かい空気は上に、冷たい空気は下に向かう性質があるため、つまり1階の暖気は2階に、2階の暖気は屋上に向かうわけです。これを放っておけば、2階のホールは暑くなり、3階の塔屋はひょっとしたらサウナ状態になってしまうかもしれません。

 

しかし、これは逆にいえば、塔屋のエアコンでこの暖気を冷やすことができれば、冷気は塔屋から2階ホールに、そして2階から1階のリビングに向けて下りていくように仕向けることができるのでは?と考えました。

 

つまり、塔屋のエアコンをつけておけば、階段室も2階ホールも(さらにはトイレも)快適になり、さらにはリビングにまで冷気を送ることができるのではないか?という作戦です。

 

爆  笑ニコニコニヤリ

 

わかりますよ、もちろん現時点ではこれは机上の空論にすぎませんから、どこまで現実的に成功するのかは未知数です。しかし、いわゆる「全館空調」と考え方は近いのでは?と思います。ダクトレスの、分散型の全館空調、ということにしてください。

 

本物の全館空調は激しく高額ですが、もし特殊な装置を使わずに家庭用のエアコンだけでそれに近い快適さを実現できるのであれば、コスト的にはかなり有利だと思います。

 

果たしてこの考え方がうまくいくのかどうか・・・その結果がわかるのは来年の夏ごろになるのですが・・・。はたしてどうなるでしょう?