総務部所属のアラフィフで
週末介護を継続中の私
この週末が最後でした




昨日は昨日で
足りない物を購入し
老人ホームに
持っていく物に
名付けをし
夫がアイロンで
一つずつつけてくれました



老人ホームの施設長と面談し
必要な書類に記入して
外が暗くなる前に
実家を後にした
それでも18時前



帰り際に
母が娘たちに
”またね“と
言った


またはないのに…


涙が止まらなくて


またしても
後悔の念に捕われる


この連休中のように
24時間一緒に居られれば
貴女はこれからも
ここで過ごせるのに


いつものソファーに
どっしり座って
楽しそうにTVを見る姿


ダイニングチェアに
ちょこんと座って
食事をする姿


これが見納めだと
思ったら
胸がざわついて
仕方なかった


でも
薬を飲もうねと
渡したら
銀色のヒートごと
口に入れたり
錠剤を苦いわねと
ポリポリ食べたり
家中をウロウロして
トイレはどこかしらと
尋ねる姿を見て


あぁ
今がその時なのねと
思い知った


きっと
入居したら
下り坂を転がるように
色んなことを忘れていく


それでも
貴女が不安なく
日々を過せるのが
今のベストな選択だと
信じたい


次に会うのは
入居の日


色んな思いが
渦巻くけど
いつでもどこでも
貴女が笑って
過ごしてくれることを
願って止みません


大好きだよ
お母さん



娘たちと自宅での最後の記念に




入居まで
後9日
揺れる想いの
アラフィフ女子
あと少しだけ
センチメンタルに
お付き合い下さいませ