ブログから距離を置きもうどれくらい経つんだろうか。


ふとした時にたまにフォローされたとの知らせが届き、このブログの存在を思い出した。




俺は今依存症からの回復、更生をサポートする施設で職員として働いている。



一時は、売人として自らが覚醒剤に溺れていた俺が今こうして人を助ける側にまわっている。



ダルクではない。

こういう施設はもっと増えるべきだと思う。




あの時、目まぐるしく聞こえ続ける幻聴、妄想の世界の中で俺は思ったことがある。



薬物から抜け出せずに苦しんでいる人を救いたい。




それは真っ暗闇の中を照らす、ただ一つの希望の明かりに見えた。



シャブ中が思い描く馬鹿な夢



そんな妄想を聞こえ続ける幻聴は笑って馬鹿にしていた。




形は違えど今、こうして俺はその夢を現実のものとして生きている。



人生何が起こるかわからない。


そんな生活を俺は続けている。



思い通りにいかないことだらけの生活の中で俺は充実していた。



だが




今まで一度も現れたことのないもの



おそらくではあるが、覚醒剤を使用していたことによる後遺症に今苛まれている。




脳のCTやMRIには異常が見られなかったが、特定の状況で精神的な不調に苛まれ、時には、仕事や日常生活に支障をきたす。



そんな日々を苦しみながら生きている。




だから更新もままならない。




画面を見ていられなくなる。




でも今久しぶりにこうやって過去に書いたブログを見ていると、俺はこれからも人の助けになりながら生きて行きたいと思う。



生きる意味を自分なりに見つけて明日も生きる。



その先に何が伝えられるものはあるのだろうか。