そうして迎えた日曜日。
朝シャワーを浴びて、私はいつも通りの服に着替え準備していましたが今彼さんはビシッとワイシャツとスラックスを着て待機‥さすが
(スーツ姿カッコよくて好き💕と伝えたら嬉しそうな今彼さん♡)
‥前回母に結婚前提で付き合ってる彼を紹介したのは4年前のことでした。
(過去記事参照)
34歳の時に社外のセミナーで出会った元カレ。
出会って1週間で結婚前提のお付き合いの申し込みを受け、それから1週間後「結婚しよう」とプロポーズをされました。
背も175cm 以上あるイケメン・コミュ力も高く、そんな男性にプロポーズされたことだけに舞い上がり、超スピード婚を決意しました。
30歳で3年付き合った年下医師の元彼をど本命クラッシャーしてから女性としての自信が完全崩壊し、体重も増え外見も暗くなり、出会いの場に足を運んでも私を好きだと言ってくれる男性は1人として現れず。
言い寄られたと思ったら、彼女持ちや既婚者だけ。
私を愛してくれる男性なんて1人もいないんだと絶望していた期間が長かっただけに、結婚したいと言ってくれる人が現れたことが何より嬉しかった。
私の女性としての価値を認めてもらえた気がした。
すぐさまに母に電話で報告しました。
これまでの人生、私がやろうとしたことは基本なんでも応援し常に私を誇りだと褒めてくれ全肯定してくれていた母。
結婚することも「よかったね!」と一緒に喜んでくれると思っていたところ・・・
「付き合って1週間?馬鹿なこと言わないで。そんな短期間で相手の何がわかるの?」
「絶対に認めないから」
娘の幸せを喜んでくれると思っていたのに、
私の結婚をなぜ邪魔するの・・?
この時母のことを毒親かと疑いました。
彼との結婚を認めて欲しくて、諦めずに元カレと一緒に実家に直接出向いたものの・・・
その時の母の冷たい態度。辛辣な言葉の数々。
元彼も意気消沈し、翌日まで私に口をきけないほどの落ち込み具合。
そこから、“ひとまず同棲して時間をもう少し積み重ねてから再度親に認めてもらおう。”と決めて、同棲を開始します。
しかし、同棲当初から違和感が発生。
引越し費用がないとの理由で、引越し先の契約を白紙にし、私の狭い家に無理やり転がり込んでの生活スタート。
また同棲開始と同時に彼は他県から東京に引っ越してきて、転職も同時にしたのですが
「貰える給料がわからない」と言う謎の回答。
しつこく確認をお願いしたところ、「出来高で毎月の給与の最低保証は10万円程度」という理解不能な事実が判明。(当時42歳の男性ですよ)
そして、その会社も向いてないと1週間で辞め。
この時点からお金のことをちゃんと考えられない人だと言うことが次々に露呈していきました。
後から発覚したことですが、元彼のご両親から同棲開始時に100万円貰っていたのに、税金滞納と趣味のバンド追っかけに一瞬で使い切っていたこと
別で借金が100万円あったことも判り。
私の母は見抜いていたんだ・・
母が守ってくれたんだ・・・
結局その元彼とは仕事への意識や生き方、価値観のあらゆる点が合わず、なにより不機嫌・無言・無視というモラハラに耐えきれずコロナ発生した2020年4月に別れを告げました。
あの時の出来事を昨晩すべて今彼さんに話しました。
「ということはお母様が反対してなかったらそのままモニカちゃん入籍してたってことだよね?」
「そう。結婚してた。そしたら今彼さんともこうやって出会ってなかった。」
「そういうことか・・」
いや、あの時は結婚したいのにできないことにジレンマを感じていたけれど
本当に・・!元彼と結婚しなくてよかった・・・!!!
結婚はしさえすれば幸せになれるわけじゃない。
『幸せな結婚』をしないと絶対に意味がない。
そのために、
相手を見極めること、
自分がどんな結婚生活を送りたくて、
何を大切にしたいのか?を自分で解っていることが何より大切。
本当に私を心から愛し大切にしてくれる男性か?
そして、私も同じく心から愛し大切にしたいと思う男性か?
トキメキだけの恋愛と違い、結婚生活に必要だと自分が考える優先事項はクリアされているのか?
理想のパートナーシップ、理想の人生を共に創造していける相手なのか?
そこをとことん見つめ、考えられるようになったからこそ、今彼さんのような理想を超える男性に出会え、信じられないほど大切にされ溺愛されている幸せな現実がある。
あの経験のお陰で、彼に出会えた。
・・・そして今日、
結婚前提で付き合ってる男性を紹介するのはあの苦々しい出来事から実に4年ぶりです。
(元彼と別れてからは母とはなんのしこりもなく仲良くやってますが)
母が今彼さんにどんな態度を取るかで、
すべての答えは一発でわかる。と思っています
とはいえ今彼さんなら絶対に大丈夫だろう。
「2週間前に今彼さんのご実家伺った時私むちゃくちゃ緊張したけど、今日のこの私のリラックス具合‥今彼さんも実家にいた時リラックスしてたもんね」
「そうだね笑、自分のホームはリラックスするよね」
「緊張する?」
「そりゃするよ笑」
「全然そう見えないけど仕事で初対面の人と話すの慣れてるでしょ?」
「いやぁ、そうは言ってもやっぱりモニカちゃんのご両親だからね^^;」
11時から約束していたので10分前くらいに母にLINE準備万端であることがわかり、
時間ちょうどにLINEのテレビ電話を掛けました。
続きます