沢山の段ボールを片づけるために始めたネットオークション。
数十枚の着物や洋服を売っても、利益は新作のヴィトン一つ分にもならない。
でも持ち主の叔母はこう話す。
「簡単にお金になるバッグだけを売ってお金をもらっていたら、
千円のお金をいただくありがたみも分からなかったと思う」
手放すたびに、気持ちが変わる。
前に進む。
「私はもう大丈夫だから」
最後の段ボールになるまで6ヵ月。
その一箱は叔母にしか価値が分からないモノ。
欲がないから始められたのかと思う。
金額にしがみつかない。
これこそが、上手な手放しにつながる。
今まで抱えてきたモノという、
人生を清算する為のオークション。
お片づけを学ぶ会@さいたま
3月15日(水)
別所公民館会議室