子ども部屋の片づけというと、
お母さんは真剣になりますね。
片づくと合格に近づく、
片づくと成績が上がる、
片づくともっともっと勉強するようになる...etc.
そんな期待もあるのだと思います。
さいたま市別所公民館からのご依頼で、
子ども部屋の整理術についてお話いたしました。
今回、満席からの増席での開催となりました。
昨年のクローゼット整理術からのリピーターさんもいらっしゃり嬉しい限りです。
「子ども」という共通項があると、
初めまして同士でもワークが盛り上がります。
参加された方の多くが小学生のお母さん、
小さな赤ちゃん連れの方や、
孫育されている方もいらして、
皆さん目的意識が高いことが空気感から伝わってきました。
何故この講座に参加しようと思ったの?
今日、子ども部屋の整理についての話を聞きに行くことを
お子さんに話しましたか?
という、おそらく皆さんが思っている「収納テクニック」とは程遠い質問に、
戸惑う方もいましたが、
私としてはまず、最初に
子ども部屋、学習する環境で勉強するのは誰?
お母さんが勉強する部屋を作るために今日参加したのですか?
に気づいて欲しかったのです。
参加後のアンケートには
今日の講座の主役は自分ではないことにハッとしました。
テクニックよりも、考えることから始める必要があるコトを知りました。
コミュニケーションなしでの片づけはないと気づきました。
という、コメントが多くありました。
片づけ術、子育て術、受験成功術、
これらの本を読んで、真似したら我が子も・・・
と期待するお母さんは多いです。
その気持ちも良く分かります。
ですが、先ずは、
我が子がどんな子?
我が家の状況は?
ママは筆者と同じことできるの?
リビング学習で○○中学合格しましたと聞き、
リビング学習を始めてみました!って・・・
それなら、世の中のリビング学習するお子さんはみんな名門校に合格です。
1人部屋で合格した子もいるでしょう、
兄弟で一緒に使う部屋で合格した子もいるでしょう。
ですから、誰かの真似ではないし、
正解は一つでもないのです。
勉強するのは誰ですか?
この講座を聞いたら、
子ども部屋の片づけに取り組む際の主役が分かります。