面倒くさい私 | ダメなままでも愛され妻♡のんたんの幸せ駄犬ライフ

ダメなままでも愛され妻♡のんたんの幸せ駄犬ライフ

女性として自信が持てずに迷走を続けた日々から一転
心のあり方を変えたことで今では幸せな結婚生活を送っています
そんな私自身の実体験を綴ることで少しでも誰かのココロが癒されますように・・・

のんたんだよ。
 
しばらく忙しくしていて、
久々のブログです。
 
 
 
 
 
 
私にようやく時間の余裕が出てきたら、
今度は夫が忙しくなってしまった。
 
 
 
 
 
今日はね。
 
ホントは、
クリスマスに合わせて
結婚10周年記念のアクセサリーを
オーダーメイドする
打ち合わせの予定だったの。
一ヶ月くらい前から予約しててね。
 
 
 
 
 
でも、
夫の休日出勤が入って
ドタキャンになってしまった。
 
 
 
 
 
仕事じゃ仕方ないもんね。
せめて気持ちよく送り出すしかない。
 
「キャンセルできるか確認するよ」
 
そう言って、
お店のWebサイトを確認した。
 
 
 
 
 
その私に、夫は言った。
 
 
 
 
 
「のんたんはそれで良いの?」
 
 
 
 
 
「良いよ」
 
…と言えなかった。
 
何でそれを聞くんだろうって
腹立たしくもあった。
 
「だって仕方ないじゃん」
 
私の口から出たのは
そんな言葉だった。
 
 
 
 
 
「仕方ないって何だよ」
 
夫は重ねて言った。
 
「のんたんがどうしても
このタイミングじゃなきゃイヤなら
休日出勤は諦める。
 
のんたんの気持ちが聞きたい」
 
 
 
 
 
「・・・」
 
 
 
 
 
私は、そこで
ボロ泣きしてしまった。
 
 
 
 
 
夫を応援したい、
無理をさせたくない、
足を引っ張りたくない。
 
だけど、
それはそれとして
楽しみにしていたし、残念だ。
 
クリスマスは忙しくて
一緒に過ごせなくても、
せめてお揃いのアクセサリーをつけて
過ごしたかった。
 
それが本音だ。
 
 
 
 
 
だけど、
こういうことを伝えるのは、
とても嫌だ。
 
夫は夫で自分のことで大変なのに、
私は自分の気持ちばかり。
 
なんてちっぽけで
思いやりのない人間なんだろう。
 
それを思ったら、泣けてきた。
 
 
 
 
 
でも、夫は言った。
「のんたんが最優先だよ。
仕事よりも、のんたんの気持ちが大事」
 
 
 
 
 
どうしてそんな言葉が
言えてしまうのか。
 
 
 
 
 
私は泣きながら、
本音をすべて伝えた。
 
 
 
 
 
夫は静かにそれを聞いて。
 
 
 
 
 
最終的に
 
「それだけ想いが強いなら尚更、
二人の記念日だし、
ちゃんと二人で決めたい。
 
今だと僕が上の空に
なってしまいそうだから、
年明けにしよう」
 
という
夫の言葉に頷いた。
 
 
 
 
 
突き詰めれば、
 
記念日も
クリスマスも
10周年も
 
重要ではないのかもしれない。
 
 
 
 
 
ただ、無性に
ワガママを言いたくなるときがある。
この気持ちは何なんだろう。
 
 
 
 
 
そうして、
そんなのもお見通しで、
私が思う以上の言葉をくれて、
 
「面倒くさいヤツだな」と笑う夫に
また悔しくなるのだ。