フィレンツェ ウフィツィ美術館の16回目です。
ウフィツィ美術館のミケランジェロとフラ・バルトロメオです。
#1-2 ミケランジェロ 『聖家族』 1505-07
ウフィツィ美術館が所有する唯一のミケランジェロ作品です。
額装もミケランジェロのデザインだそうです。
#3-4 フラ・バルトロメオ 『ポルティア』 1495
「ポルティア」は解説によればシーザーを殺したブルータスの妻です。
フラ・バルトロメオはレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロと同時代の画家で、ダ・ヴィンチやミケランジェロを研究、
ラファエロとは交流があったそうです。
ドミニコ会修道士としてサン・マルコ修道院に入り、後に修道院内の工房の代表者となりました。
この作品はサン・マルコ修道院に入る前に描かれたそうです。
#5-6 フラ・バルトロメオ 『聖ベルナルドゥスの幻視』 1504-07
聖ベルナルドゥスは、12世紀のフランス出身の神学者で、聖母マリア信仰の発展に寄与したそうです。
祈祷台で聖母マリアを賛美する書を執筆中の聖ベルナルドゥスの前に、聖母子の幻影が現われる場面を描いています。