たとえば、あなたがお正月休みに食べようと注文していた抹茶のシフォンケーキが大晦日前日に届いてさっそく一口だけ食べてみようと思ってパッケージを開けたら、シフォンケーキがなんだかぺちゃんこ、商品写真とぜんぜん違っていて、しかも生地が柔らかすぎてパッケージからうまく取り出せず指でつまんでもぼろぼろと崩れ、なんとかきれいに取り出そうと悪戦苦闘のさなか、パッケージを傾けたら生地にまとまりがないのでぼてっと半分くらい床に落ちてしまって、しかも生地の水分量が高くて掃除機で吸えるような感じではなくてがんばってウェットティッシュで掃除するというさんざんな目にあって、

それから、

あなたのことをいつも頼ってくる知人が少し前に失恋して、不眠症になっているといい(といっても1週間前にあなたのうちに泊まりに来たときはあなたの部屋であなたより早く就寝し翌昼まで寝ていたのでそんなに深刻ではないとあなたは判断しています)気持ちが不安定で、あなたはそのひとの話をずっと聞いてあげていて、相手が求めてくるからあなたなりのアドバイスをずっとしてあげているんだけど、そのひとは気持ちが落ち着いたらふらっと帰って行き、また気持ちが沈んだらあなたを頼ってきて、大晦日の前日になって新年をあなたと一緒に迎えたいと急に言い出して、あなたがそれを承諾したものの、数時間もたつとそのひとの気持ちがまた落ちて、やっぱり不眠症だし疲れているからもう誰とも会わずにひとりですごす、といかにも慰めてほしそうに訴えてきて、あなたが慰めてあげようとすると、もうわかったからほっておいてと言わんばかりの態度でここにいても気持ちが落ち込むからひとりで誰も知らないところに旅行に行くと、心配してほしそうに訴えてきます

さらに、

学生のころのバイト先の店長は20年以上たったいまもあなたのことを気にかけてくれているようでたまに連絡がありますが、あなたの近況などを聞いてくることはなくて、店長がいつも自分の仕事の話などをするだけ、ときどき食事に誘われて何年かに一度くらいは会うこともあるけど、あなたが行けますと返事してもスルーされることも多く、先日もクリスマスイヴの前日にひさしぶりに食事でもとLINEがあり、あなたが前向きな返事をしたのにずっと既読スルーのまま大晦日前日になって風邪をひいていたとLINEがきて、だからといって食事のリスケをするわけでもなく連絡してきた意図がわからない、、

 

という大晦日前日の1日があったとして、ここからあなたのうちなる宇宙で何が起きていて、あなたの女性性であるハートが男性性に何を訴えていて、この現実が創造されたのかということをリーディングしていくためには、まずあなたの思考を書き出すわけですが、書き出すのは上記のような状況ではなく思考のみですから、

たとえば、

 

抹茶のシフォンケーキ、楽しみにしていたのに信じられないくらい低いクオリティ

とても客に販売している商品とは思えない

 

○○さん、1週間前に話してたわたしの話をまったく理解してなくてずっと同じ場所で堂々巡りを続けていてがっかりだった

しかももう聞く耳も持たない様子で、どうしてあげることもできない

旅に出て気分転換するのもいいけど、そういう問題じゃない

 

店長ってわたしのことに興味ないのに連絡してくるのなんなん

いつもごはんとか誘ってくるけど向こうから連絡してこなくなるし、一緒にいても店長は自分の話ばっかりで、その話自体そもそもつまらんし、何ひとつ楽しくないやん

わたしはわたしのことを理解しようとしてくれるひとと一緒にいたいな

 

という感じで、出てくる思考だけを書き出します

そしたら、そのメモの中の固有名詞などうちなる宇宙にないものを消します

 

抹茶のシフォンケーキ、楽しみにしていたのに信じられないくらい低いクオリティ

とても客に販売している商品 まじめにしている とは思えない

 

○○ちゃん、1週間前に話してたわたしの話をまったく理解してなくてずっと同じ場所で堂々巡りを続けていてがっかり

しかももう聞く耳も持たない様子で、どうしてあげることもできない

旅に出て気分転換するのもいいけど、そういう問題じゃない

 

店長ってわたしのことに興味ないのに連絡してくるのなんなん

いつもごはんとか誘ってくるけど向こうから連絡してこなくなるし、一緒にいても店長は自分の話ばっかりで、その話自体そもそもつまらんし、何ひとつ楽しくないやん

わたしはわたしのことを理解しようとしてくれるひとと一緒にいたいな

 

そしてこれ↑をハートからあなた(男性性)への手紙だと思って読みます

ハートが男性性のことをどう感じていて、何を不満に感じているのかということがわかりますね

この場合、男性性がハートのことを理解しはじめていて、ハートは男性性との関係が深まるのを期待していたけど、実際には男性性が互いの関係性を深めるためにとてもまじめに向き合っているようには感じられず、ハートがこれまで男性性に訴えていたことを男性性が理解してくれていたと感じていたけど実はぜんぜん通じていなかったことがわかって落胆し、現実を生きて現実的なことばかり考えうちなる宇宙に興味なさげな男性性と一緒にいてもつまらなくて、ハートはハートのことを理解しようとしてくれる男性性を理想と感じていることがわかります

それを理解すればハートに寄り添えます

ハートの気持ちが誰よりもあなたにはわかります

だってハートが感じていたエネルギーが引き寄せた現実を体験した本人ですから

 

ハートに寄り添うことができて、ハートと和解できてうちなる宇宙が調和したらその状態が現実を創造します

たとえばぎくしゃくしたまま疎遠になっていた幼馴染と何かに仕組まれたみたいに偶然再会し久々に話す機会を得、話してみたらこれまでのぎこちなさがほぐれて数十年ぶりに相手の笑顔を見ることができてすごく嬉しくなるという体験をしたりします

そういう現実を体験することがうちなる宇宙の調和のしるしです

 

 

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