鉛色の重たかった季節が影のように薄くなり
母の愛に似たぬくもりある薄桃色の季節がもう、
す・ぐ・そ・こ・に・
静かに歩を進めている。
空の鳥を見たらどの鳥も種を蒔かず、刈り入れもせず、
倉に納めもしない。でも、天の父は鳥を養ってくださる。
まして、人は、鳥たちよりも優れた者でしょう?。
なぜ、衣服のことで思い煩うのです?。
野の花がどのように育つのか、よく学びましょう。
野の花は働きもせず、紡ぎもしません。
栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも
着飾ってはいなかった。
今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神様はこのように装ってくださる。
ましてあなた方には尚更のことではないですか、。
冬の雨は海の底ほどの冷たさで人を冷やすけれど、
春の雨は何となく、すぐ止んでくれて
希望を含んで
人に優しい。
その内、虹がかかって、瞳に七色を映し出す。
さぁ、さぁ、、行きましょう。
薄桃色の季節はその歩幅を少しづつ伸ばして
人に近づいて来ている。
まだ見えていないけど、心に秘めていた
未来の自像に必ず出会い、しっかり
受け取るために・・・。
闇に頬ずりするより、光に口づけします。
闇にいては一歩も進む事はできません。
光は道しるべを照らしてくれます。
目指しましょう。
光の指し示す新しい世界へ、。
★★★★★★★
神様は愛です。