超新未来神学
なぜメシアは「イエス」と命名されたのか?
皆さまに質問します。^^
他の名前でも良かったのでは?と言う方もいますが、
どうして、母マリアから生まれた子をイエスと
名づけることになったのでしょうか?
皆さんは、こう答えるでしょう。
そんなのは簡単な事です! 天使ガブリエルが養父ヨセフと
母マリアに現れてイエスと名づけなさいと指示したからです、、と。
そうですね、。
新約聖書ではヨセフとマリアに天使が現れて生まれてくる
子の名をイエスと名づけなさいと
指示したのでそうなった様に書かれています。
根拠に成る聖句を読んでみましょう。
マタイによる福音書/ 1章 20節
このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。
「ダビデの子ヨセフ、恐れずマリアを妻に迎えなさい。
マリアに宿った子は聖霊の働きによるのである。
マタイによる福音書/ 1章 21節
マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。
この子は自分の民を罪から救うからである。」
マタイによる福音書/ 1章 22節
このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して
言われたことが実現するためであった。
マタイによる福音書/ 1章 24節
ヨセフは目覚めて起きると、主の天使が命じたとおり、
マリアを妻に迎えた。
マタイによる福音書/ 1章 25節
しかし、男の子が生まれるまで彼女を知ることはなかった。
そして、その子をイエスと名付けた。
ルカによる福音書/ 1章 26節~31節
六か月目に、天使ガブリエルは、
ナザレというガリラヤの町に
神から遣わされた。
ダビデ家のヨセフと言う人のいいなずけであるおとめのところに
遣わされたのである。そのおとめの名はマリアと言った。
天使は、彼女のところに来て言った。
「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」
マリアはこの言葉にひどく戸惑って、
これは一体何の挨拶かと考え込んだ。
すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。
あなたは神から恵みをいただいた。
あなたは身ごもって男の子を産む。
その子をイエスと名付けなさい。
以上聖書。
しかし実は、この事はイエス様が生まれるずっと前、、
旧約聖書時代に預言されていた事の成就であったのです。
そうです、イエスさま以前に決定していた事なのです。
不思議ですよね。フフ。
上記の聖句の一節の大切な事が書かれていましたね。
マタイによる福音書/ 1章 22節
このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して
言われたことが実現するためであった。
★★★★★★★
「預言者を通して言われたこと」と書かれています。
それは何でしょうか?以下の聖句です!
『ゼカリヤ書 / 6章 11節&12節
銀と金を受け取り、冠をつくり、それをヨツァダクの子、
大祭司ヨシュアの頭に載せて、
宣言しなさい。万軍の主はこう言われる。
見よ、これが『若枝』という名の人である。
その足もとから若枝が萌えいでる。
彼は主の神殿を建て直す。 』
13節は略。
★★★
ゼカリアはユダヤの預言者で紀元前6世紀ぐらいに
存在した人です。
『若枝』とはエッサイの若枝を示しているのでした、
エッサイとは統一イスラエルの二代目の王、
ダビデ王の父親の名です。
★★★
キリスト生誕預言であるイザヤ書 11章 1節~2節に書かれて
います。
エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。
その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、
はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。
これはエッサイからダビデ、その血統に、キリストが生まれると言う意味なのです。
そして、このキリストの名前はゼカリヤ書 / 6章 11節~13節に書かれていたのです。くどいようですが再度読みましょう。
ゼカリヤ書/ 6章 11節~13節
銀と金を取って冠を作り、それを大祭司ヨツァダクの子
ヨシュアの頭にかぶらせ、
彼に言いなさい。/『万軍の主はこう言われる。
/若枝という名の人がいる。/
その人のもとから芽が出/その人は主の宮を建てる。
彼こそが主の宮を建て/彼こそが威厳をまとい、
王座に着いて治める。/王座の傍らに一人の祭司がいて/
この二人の間には平和への思いがある。
★★★★★★★
イザヤ書 11章 1節~2節とゼカリヤ書/ 6章 11節~13節を
よくよく読みますと、来るべきキリストの
名前はヨシュアであるのが解るのです。
重ねて言います、名はヨシュアになるのです、。
言い換えるとキリストと生まれてくる者の名は
ヨシュアと名づけられると言うことなのでした。
ところで、、
ヨシュアとイエスはヘブライ語とギリシャ語の違いだけで
同じなのです。どうして違いが生まれたのでしょうか?
旧約聖書の原典はヘブライ語で新約聖書の原典はギリシャ語
だったからです。
ヨシュア=イエス。
したがって神様が以前から定められたとおり、新約聖書記述ではマリアの子にイエス(ヨシュア)と名づけられたと書かれたのです。
また、逆を言えばキリストの名はイエス(ヨシュア)で無ければならなかったのである。だから 聖母マリアに御使いは生まれて
くる子にイエスと名づけなさいと指示したのですね。
神様は予め、ユダヤ民族及び全人類のためにキリストを与える
約束をし、その名前まで、あらかじめ示しており、そして約束どおりになさってくれていたのです。
★★★★★★★
★★★★★★★