2006 四川省成都・臥龍 パンダの旅 その38 ~9月2日 2日目も終わり…~ | Dreams Come True ~私の旅行記~

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ホテルへ向かううちに辺りはかなり暗くなってきた。アチコチに中国では幸せをもたらす色の赤いネオンが光っていた。とある通りではやたらに電化製品の看板が目立っていた。すると全さん「ここは成都の秋葉原です。東京でもそうですよね?」って説明。う~ん、ちょっと前までの秋葉原ね。今の秋葉原の状況を知ったら、多分まじめな全さんはぶっ飛んでしまうくらい驚くと思う。ということで、今の秋葉原の状況については何も言わないでおいた。

それにしても、やっぱり成都は大都会。色々とお店なども沢山あるし、大賑わいである。街もこの地区は材木材料関係、家具関係など、地域によって専門店がまとまっていて、計画性を持って作られた街であることは間違いない。それとアメリカ系のファースト・フードのお店が幾つも進出していたのには驚き。どこを見ても、必ずピザやハンバーガー、チキンなどの看板を容易に見つけることが出来た。

ホテルへ向かう途中、私は、てっきりお土産屋にでも連れて行かれるのかと思っていた大体ツアーというものは、お土産屋へ行くのが決まりとなっているものだし

初日も行かなかったので、今日は行く可能性があるかなぁと思っていたけど、そのままホテルへ到着。

う~ん、一応簡単にでもお土産くらいは買って帰りたいのだけれど、出来れば2日目のうちに買っておけば、ホテルでゆっくり荷造りも出来ようと言うものだけど、それも無い。

 

まぁ、お土産屋ばかりに時間を割いて連れ回されるのも困ったものではあるが、無ければ無いで、またそれはそれで困ったものでもあるのだ。人間と言うものは甚だ我儘なものだと思う。

 

まぁ、たった2人しか居ないのだから、連れて行ってもタカが知れると言うものだけれども。そんな気持ちが判ったのか?それとも全さんの会社の方針なのかもしれないけれど、お土産のカタログをロビーで渡された。「押し付けではないけれど、良かったら見てください。もし必要ならば今夜部屋まで運びます。」と。2人なのでどちらかと言うと利益の出ない客である私達なので、どうせ買うなら幾らかは協力したほうがいいし、今夜中に運んでも貰えるならば、スカスカのキャリーケースに多少は詰められるので、この話は願ったり叶ったりだった。すぐにロビーのソファに座って、必要数を注文。30分後に持ってきて貰うことになった。

部屋に戻り、母と2人でウダウダして過ごす。ベッドに横になりながらデジカメの画像をチェック。ぶれてしまったものは削除しておかないと。母は日記を書いていた。それにしても…なんとも可愛いパンダ達であったことか。遥々日本からやって来た甲斐があったというもの。日本では考えられないことばかりだもの。そうこうしているうちに、お土産が届いた。その場で支払いを済ませて、翌日の出発時間を確認して、全さんとは別れた。

お互いに相手がお風呂に入っている間に、荷物の整理をして、その後、満足な思いを抱きながら眠りについた。夢が叶った幸せな一日だった。