お正月の二日
早朝ランの後のお風呂から出て、お着換えしているとスマホに着電
電話に出ると母の入所施設の看護師さんでした
彼女の話だと、わたしがお風呂に入っている時に一度くれていたのですが
当然出られなかったので、焦っていたようです
それでは何だったのかと言うと、母がベッドから落ちて痛がっているので
救急車を呼んでは緊急搬送しようとして、受け入れ先の病院を探している最中だそうです
受入先が決まらないので、まだ救急車は施設から出られない状態だそうで
決まったら連絡くれるそうなので、出かける準備をしておいてくださいとのことでした
本当は以前骨折した時にかかった病院に入りたかったのですが
そこでは受け入れてもらえず、市の総合病院で受け入れてもらえることになりました
この病院は何回かお見舞いには行ったことがるのですが
私自身はまだ一度もお世話にはなったことがないのです
病院に着くと、正月休み期間中なので一般外来は行っていないのですが
案内されて救急外来に行くと、施設の看護師さんが待合にいらっしゃいました
母は検査中とのことで、看護師さんと二人でしばらく待っていました
検査から戻ってきてしばらくしてから救急担当の先生に症状の説明を受けました
元々の骨折は、一昨年の骨折と同じように、負荷のかからない処とのことで
痛みは時間薬で対応するしかないが、それ以上に血中酸素濃度が60~70%くらいしかなく
肺に影が見えるので、誤嚥性肺炎の可能性が高いので
そちらの治療と言うことで入院になるかな、と言うことでした
骨折も、息苦しさで悶えてベッドから落ちた可能性もあり
そちらが本筋の可能性が高そうでした
待っている間に、母に声をかけてみたのですが
痛みのせいか、周りをシャットダウンするように避けるしぐさをしていたのですが
一度だけ顔をこちらに向けた時に、マスクを外して声掛けしたら
名前は呼んでくれなかったのですが、なんとなく私を認識した様でした
その後病室が決まったので、病棟に向かったのですが
該当階についてナースセンターでの手続きを待っている間に、母に声を掛けたら
痛みも少し弱まっていたのか、今度は私をしっかりと認識してくれて名前も呼んでくれました(^O^)
母の入室準備をしている間
わたしと施設の看護師さんで、入院手続きというか説明を受けました
一部の書類はこの時に書いたのですが
入院手続き自体は、四日以降の事務が正常に開かれている時に行って下さいとのことでした
サチュレーション(血中酸素飽和度)が低いのが気になるところですが
取り敢えずは(いまのところ)生死に絡むことなさそうですが
歳が歳なので、少しの異変がどのように影響するのかはわからないので
いつ何事が起きるのかはわかりませんが、後をお願いしてお暇しました
翌日の昨日は、特には母の処に行くことはなかったのですが
下の子が戻るので送って行きました
その前に、入院手続きでの保証人になってもらいました
本当なら彼女(元奥さん)の方がよいのかもしれないのし
多分お願いすれば受けてもらえるとは思うのですが、続柄を何と書く??
上の子がいれば上の子からお願いするのですが
次に帰ってくるのは今週末なので、今居る下の子にお願いしました
チビ、チビと思っていたのが、もうそんな年なのですね(^O^;)
以前かかった病院ならB、私自身もおHRTで世話になっているし
除睾手術時に入院もしているので、保証人をなしにできるのですが
この病院はこれまでぜんぜん接触がなかったので、保証人は求められました
そして今日、病院窓口も空いているので、朝から出かけようかとも思ったのですが
面会時間が14時から16時なので
入院手続き後に母の様子を見たり、ナースセンターで状況をお聞きしようと
お昼過ぎに出かけました
手続き自体は記載した書類の提出がメインなので
待ち時価を含めて30分くらいで終わってしまいました
逆に面会時間まで少しあるので、お時間までご本を読みながら待ちます
お時間になって、病棟まで上がります
母の部屋に行くと、母は眠っているようなので直ぐに退室して
ナースセンターで、担当の看護師さんから母の容体をお聞きしました
やはり腰の骨折は、伊熱海がまだあるようですが
これは時間が繰ればだんだんと収まるでしょう、と
それよりも誤嚥性肺炎が確定したので、酸素補助なしになるまで入院ということで
今の段階ではどのくらいの期間になるかはわからないとのことでした
あとで先生からもお電話いただいたのですが
母が元気で、まだ認知のなかった頃に”延命治療はしない”と話し合っていたので
そのことは先生にもお話しました
わたしも延命治療はいいかな、と以前から思っていたのですが
最近ブログで「すい癌無治療」をテーマにされている方を知ったのですが
わたしも癌にかかった時、痛みの緩和ケアは欲しいかなと思うのですが
それが寿命と言うことで、癌の治療自体はしなくてもいいかな、と思い出しています
病院を出てから、母の入所施設に廻って
母の状況をお伝えして、退院後の対応の相談もしてきました
入院中のお食事は、9割くらいも食べられるときもあるけれど
1割くらいしか食べない時もあるので、そうした食べられない時でも
食が細くなるのは、それも延命治療しないのと同じで
徐々に弱っていくのを、そのまま受け入れるということで
退院後の受け入れ方を話し合いました
そろそろ自分自身の看取りをどうするのかを
考えておかないといけないなぁと思っています