しっかりと泣いてきました | わたしの夢はどこに・・・

わたしの夢はどこに・・・

私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

今日は映画を観てきました

  新聞の映画館上映案内にあった映画名が気になっていて

  先日文庫も買ってきてはあるのですが、まだご本は読んでいません

  そして今日は特に予定がなかったので、上映が終了しないうちにと一昨日に予約を取っていました

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第16回本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名ベストセラー小説を、永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で映画化。血のつながらない親の間をリレーされ、これまで4回も名字が変わった優子。現在は料理上手な義理の父・森宮さんと2人で暮らす彼女は、将来のことや友だちのことなど様々な悩みを抱えながら、卒業式にピアノで演奏する「旅立ちの日に」を猛特訓する日々を送っていた。一方、夫を何度も変えながら自由奔放に生きる梨花は、泣き虫な娘みぃたんに精いっぱいの愛情を注いでいたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。主人公・優子を永野、血のつながらない父・森宮さんを田中、魔性の女・梨花を石原がそれぞれ演じる。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。

*************************************************************** 映画.com 解説より *****

親と子、親とは

  親業を放り出したわたしとしては身につまされるところもありました

 

血の繋がらない母と暮らすみいたん

  血の繋がらない父と暮らす優子

  二つの家族の物語が交互に追いかけていきます

はじめ登場人物の行動に、わたしはイラついたり、腹立ったりしながら

  なんか話が呑み込めないような消化不良でいたのですが

  卒業式のシーンで話がひとつに繋がり

  わかった途端に涙があふれてきました

それからは前半のあちこちにちりばめられていた伏線の回収

  最後まで涙が途切れることもなく見続けました

  (映画館のあちこちでも涙している音が聞こえていました)

 

見ていて、やはり親は育てることによって親になり、子になるのだな、と改めて思いました

  多くは産みの親が育ての親になるのですが

  時によって産みの親と育ての親が異なることがあります

もちろん産みの親は、産みのト月十日でも親になるのですが

  本当に親に、そして子は育ての期間を通して親子になるのだと思います

  産むことがなくても、育てることで親になれるのです

  そして子も親を受け入れていくのだと思います

このことは過去に観た「彼らが本気で編むときは、」のリンコとトモも

  そして「ミッドナイトスワン」の凪沙と一果も

  みいんな血のつながりはなくても、育ての時間を共有することで親子になっていった

  のだと思います

 

わたしはどうだろう・・・

  こればかりは子供たち自身に聞かなければなりませんが

  お母さんからのお話では

  下の子は、わたしが「勝手にRLE」で家を出ていたっ時に、「ぼくを捨てた」と言ったそうです

  上の子も、将来の経済状況に不安を感じたようです

でも上の子はそれなりに処世術もたけているのでお母さんともそれなりにお話するけれど

  下の子はお母さんよりはわたしの方にお話はしてくれます

わたし自身も、(亡くなった)父に対して未だに許せないことが一つあります

  なぜ父がそうしたかは、理解はするのですが、感情では許せないのですね

  同じように子供達も、わたしがなぜそのような行動をとったのか

  とったことの意味合いそして気持ちは理解してもらえているとは思っていますが

  感情面では許せないことは、これからもず~っと残っていくのだと思っています

  このことは甘んじて受け入れていこうと思っています

 

「バトン」は、優子を慈しむ親たちの気持ち

  そして優子自身なのだと思います

  最後にそのバトンを受け取った賢人

  もうはなさないであげて!

そしてわたしもバトンを二本渡さなければ・・・