ということで、一度お家に帰って着替え
と言うよりも車を於いてから会場に行かなければならないので
定時の一時間ほど前に退社しました
会場に遅れないバスに乗るにはそれほど余裕がないので、急いで準備しました
そうはいっても今日の歓送迎会は内の部署だけでなく
同じフロアーの隣の部署との合同なのと
取り敢えずは他の部署には箝口令がひかれているので
・・・・それなりに知られているんだろうな!
スカートはよして、パンツで行くことにしました
バスの時刻まであと10分、なんとか間に合いました
このバスに乗れないと遅刻になってしまうのですよね(^_^;)
この時間のせいか、わたしが乗り込んだ時には他のお客様は一人もいらっしゃいませんでした
会場の入り口に着くと他の方が数人もいらっしゃって、一緒に会場に入りました
通されたお部屋?は細長いお部屋で、向こうとこっちでは声も届かないようでした(^o^;)
それにお料理の出し方もなんかちょっとね!
※お料理取り忘れちゃった(^_^;)
わたしは席の周りで創世期のPCの話で盛り上がっていました(^o^;)
お開きは予定より少し遅かったので、少し速足でバスターミナルに向かいました
何とか最終の一本前のバスには乗れました(^O^)
そして今日も一冊読み終えました
蒼月海里著「幻想古書店で珈琲を 第六感 ~それぞれの逡巡~」
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本の街・神保町にある不思議な古書店『止まり木』。普段は店主・亜門の笑顔と美味しい珈琲で穏やかな時間を過ごせる店だが、この日はなんと魔神アスモデウスと大天使アザリアという宿敵同士が長い年月を経てはち合わせてしまった。まさに一触即発!!この店で働く名取司は慌てるが、二つの大いなる力がぶつからんとしたその時―。人として、魔神として、天使として、様々な想いが交錯する中、それぞれが自分の道を模索し始める。大人気シリーズ第六弾!!
****************************************************************** ブッカカバーより *****
この物語の舞台はわたしたちも良く訪れたことのある本屋さんの4Fにある喫茶店
ただこの喫茶店は2Fにある喫茶店とは違って、だれでもが入れるわけではないのです
このお店の入り口に気が付くのは、繋がりが切れたか切れそうな人ばかり
そのお店に入ることができたものは、そこに魔法使い、亜門と
その従業員であって友人である司の出迎えを受けます
今回の訪問者は編集者の小倉さん
担当した新人作家の才能を信じつつも
頑固に悪い点をなおすアドバイスを受け付けないことに
どう対応して行ったらよいか悩んでいます
そして亜門が薦めた「マッチ売りの少女」を通して
行動することの大事さに気が付いていきます
・・・・
「そうだ。私は、黙っていることなんてできない・・・。
このままでいるよりは、当たって砕けた方が良い」
「覚悟は、決まったようですな」
「ええ。有り難う御座います。自分のすべきことが、よくわかりました」
・・・・
「そうですな。行動せずに悩むよりも、行動してから悩んだ方が
手の打ちようがあるかもしれません」
その成り行きを見ていた魔人アスモデウスは、自らの悩みと対峙することになりました
自分でも掴み切れなかった彼女への思い
なぜ彼女は自分を受け入れてくれなかったのか・・・
亜門は彼に「眠れる森の美女」を差し出します
そこにアスモデウスを追ってアザリア(大天使ラファエル)が現れ
アスモデウスを追求します
しばらくやりあった後アスモデウスは無言で出ていきます
それをとっさに追いかけるツカサ
(わたしの知った場所を、道を追いかけて、わたしも場面の中に入り込んでいきます)
神田川にかかる橋の上で追いついて・・・
「ツカサ、ついて来たのか」
「侯爵殿に言われたのかい?」
「い、いいえ。気づいた時には、身体が動いていて・・・」
「あの中では、最も吾輩から離れそうだと思ったんだがね。
そんな君が、今、吾輩に最も近い場所にいるとは」
「・・・・正直、そこまで平気なわけじゃないんですけど」
「では、何故、吾輩から離れないんだい?」
「何だか、あなたを独りにしておけなくて・・・」
・・・・
「この辺りが、むず痒いな」
「ツカサ、君はサラに似ている」
・・・・
「ツカサに対する感情も、彼女に及ばないにしても、少しだけ似ているのかもしれないな」
アスモデウスはこの後登場する亜門に説かれて、”相手に歩み寄る”ことを知ります
わたしは歩み寄れているかな?
わたしもアスモデウスと一緒かな、と思います
この時わたしのほほには伝わるものがありました(ノ_-。)
そしてツカサも、こう思います
(そうだ。出自も価値観も種族も違うけど、
僕達も彼らも、笑うし悲しむ。だからきっと、変わらないんだ・・・・)