確かなことではないですが以前テレビで、
ファッションデザイナーの山本寛斎さんが娘さんのことを話していた。

おそらく子供の時からずっと学校へ行ってない不登校だったと思う。
山本さんは「学校行きたくないなら行かなくていい!」という信条でした。

しかし法律で子供に義務教育を受けさせなければならないので大人たちと対立したのが大変だったらしいですが、親が子を守るとしたらこれくらいやるだろうと思う。

それに世界の山本さんなら娘さんも生活にこまらないので、学校へ行かなくていいんじゃないかと思う。
そりゃカンサイさんの子供ならねー
ってツッコミいれたくなるわけです。


まず、学歴社会で人生生きていく中で学歴があった方が有利だと親なら誰でも思うでしょう。
自分が苦労した経験があるから。

とくに正社員になるには大学卒業じゃないとなれない会社が多い。
派遣は社会保険はつくがボーナスはでませんよね。独立独歩で自営をやれれば自由で、そこまで才能あればいいですが。

自分の親世代は中卒でも通用する社会でしたが、
わたしの母親は、
「学校へ行かせて損した!自分と同じように体を使って働け」
という考え方なので、今でも大喧嘩する事があります。

親の人生観、価値観って大事です。
それが意見がちがえばそういう人間から離れて自分の考えで生きて行かなければなりません。


現代たくさん情報がある中で、鵜呑みにするのでなく何を選ぶかは人それぞれだろうし、
どんな人生観をもつかひとそれぞれだろうが
できるだけ思うように満足できる日々にしたいものだ。


わたしは、長く引きこもりをしてきて
どう生きたらいいかわからなくなり様々な本をよんだが、「人生はいいもんだ世の中は楽しいもんだ」という考えがいいなあと思いました。

親に言ったら「わかってる!」と一蹴されたがうち、暗いんです。

ただいつも母親が言葉にだしていうことで、
人生の教えになっていることがひとつある。

「生きて行かなければならない」ということばです。

それはどんな方法でもいいと思います
人間は頭で考えて生きていかなければならない。

他人の情報は他人の考えで参考にさせてもらうためにある。うのみにしても人のせいでもない。


私たちの子供の頃は、学校へは行くもんだと思っていた。むしろなんで行かないのか不思議です。

まずしい家の事情や、病気などで出てこれないのは学年でひとりくらいでした。

教育、勤労、納税
法律では国民の義務ですよ?
命に関わるならべつですが

うちの母親も子供の頃に大病してまともに学校へ行っていません。小学校はほとんど行ってないんじゃないかな。

その後、中卒で流行りの洋服の専門学校へ行ったので洋裁や和裁が得意で、セーターなどを作って近所の人に売ったりしていました。

でも、母親はまったく喋らない人なのです。
性格が暗くわたしは子供のころは苦しかった。

さらに小2の時の女の先生がヒステリーで、
いわれもなく散々な目にあった。
地獄でした。不幸でした。

3年生に上がって若い女の先生に変わったらすごく幸福感がもどりホッとしたことがある。子供は大人の波動をうけるからなるべく明るく優し大人に担当してほしいものです。

その時は嫌なことがつづいても子供だし何もいえず、不運な時期として過ぎ去ることを待つしかなかった。

今では過ぎたことで忘れたが、もし今の時代なら不登校になってもいいなら、不登校になっただろうか、どうなんだろう。

罪悪感はないのだろうか
自分なら耐えられないなあ
親はゆるしてくれるんだろうか

そうなったら、どこかで社会へ戻らないといけないと思うだろう。

大人になって現在の引きこもり状態からみれば、高校は有名学校へ行ったという土台があるから
自分を保てている。

誰しも自分が1番大事で
自己評価はそれぞれで、

自己評価が低いか高いかで人生の受け取り方は違ったものになると思う。



(長い)