前回は復元解答を掲載しましたが、今回は試験の詳細と今後の試験の傾向について感じたことを書いていこうと思います。

復元解答についてはこちら




まずは、特定社労士試験の詳細です。



試験は特別研修最終日(11月下旬の日曜日)の午後に2時間の記述式で行われます。


問題数は2問ですが、第1問(配点70点です)は4つの小問(実質5つ)、第2問(配点30点です)は2つの小問に分かれています。

1問は特定社労士業務に関連する「あっせん事例」からの出題であり、第2問は業務を受注するか否かの「倫理」を問う問題です。


消せないボールペン使用とか細々したルールもあるので問題数以上に実際に受けるとやっかいさを感じると思います。




また、この試験は多くのネックとなる要素を含んでいます。


1問は社労士試験でおなじみとはいえ、小問に取り掛かる前の前提、つまり両者の言い分が半端なく長い。。。


これが1つ目のネックです。



そして、第2問は小問の問題文自体はそれほど長くないのですが、足切りが存在していて10点未満は合格基準点に達していても自動的に不合格になります。


これが2つ目のネックです。




そしてそして何より「解答がない」というのがこの試験の特徴で、合格基準点は毎年変動し、何が正解だったのかは過去の試験含め未来永劫闇の中というのが不安を掻き立てます。



まぁ、だいたい6割以上かつ小問210点以上できていれば合格なのですが、試験直後に自信があった人がぎりぎり合格であったり、自信がなかった人がそれなりの点を取れて合格していたりするので、合格発表日まで4か月もの間、落ち着かない日が続きます・・・



私は自信なく当落ぎりぎりの戦いだと思っていましたが、結果的にはそれほど悪くなかった方でした。




さて、今後の試験についての傾向ですが、第2問の倫理が顕著に表れています。


皆さんは今後勉強を進めてゆく上で試験に関する本を買うと思います。

そうすると、私の解答は足らない部分もありますが、結構な模範解答であることに気付くと思います。



なのに16・・・30点満点の半分です。



どういうことかと言うと、過去6回までの試験においては模範解答こそが求められる解答だったのに対して、今後の試験では、より「自分はどう考えるか」が重要になってきます。模範解答は最低限の点数しかもらえないということです。



言い換えると、勉強して人の模範解答の筋道を頭にコピーして解答しても今後は点をもらえないのです。


私の16点は模範部分10点に私なりの解釈、解答が6点だと思っています。




これに対処するには、書き方よりも法的理解・解釈と論点の整理が重要になるので、試験対策をするというよりは、受験時から「何が問題になっていて、どの法律のどの条文があてはまり解決に向けてはどの法律の何を適用するのが依頼者の利益を最も実現できるのか」を考えるクセをつけることが近道です。



過去問と模範解答をたたき込む勉強だけはやらないでくださいビックリマーク

(でも、「XYに対し雇用契約上の権利を有する地位にあることの確認を求める」などの定型文は必要です)