月曜から抗がん剤がスタートしました。
放射線が平日毎日なのに対して、抗がん剤は週に一回で、全部で5回やって終了。
毎週月曜はちょっとバタバタになる。
午前中に放射線やって、午後に抗がん剤というスケジュール。
ちなみに抗がん剤は、わりと念入りな準備が必要なの。
前日夜から寝ながら水分補給の点滴→当日午前も引き続き水分補給→アレルギー防止と吐き気止めの点滴。
ここまでやってからついに抗がん剤の点滴がスタートする。
ひさびさに点滴棒つれてウロウロ歩いたよ
私がつかう抗がん剤はシスプラチンという種類のもの。
気になる副作用は、抜け毛はそうでもないけど、吐き気や腎機能障害が起こる可能性があるとのこと。たくさん水分補給するのも腎臓のためらしい。
はじめての抗がん剤にドキドキしてたけど、当日は特に症状はなかった。
ただ午前中やった放射線の副作用なのか、昼間まったく動けないくらいのひどい眠気に襲われて...
抗がん剤をいれてる3時間くらい熟睡してた
抗がん剤終わったらそれで終了! てわけじゃなくて、抗がん剤のあとも4時間くらい水分補給の点滴。さらに翌日も翌々日も、4時間ずつ水分の点滴をするの。
腎機能が障害を起こさないように、抗がん剤を尿といっしょにできるだけ体外に出すためらしい。
現時点での副作用は、というと...
ちょっとだけ変化に気づいたのは翌朝(昨日の朝)。
吐き気がでやすいのは3日目くらいと言われていたけど、それより少し早く症状があらわれ、起きたらすでに若干、胃がムカムカ...
ごはんはふつうに食べられるんだけど、逆に何も食べてないときがムカムカする...
けど耐えられないほどでもない。一応吐き気止めも処方されてるよ。
ちなみにわたくし、吐き気止めの薬以上の効果がある、「すごい吐き気止め」を見つけてしまいました。
その名も...
ウィルキンソン炭酸水の梅味!
普段から胃もたれしたときは速攻、炭酸水飲むことにしてるの。
フレーバーなしのシンプルな炭酸水が好きなんだけど、病院の売店にフレーバーなしが売ってなくて、仕方なくウメにした。
けど、正解だったかも
これ飲むとムカムカが一瞬にして、すっきりなくなる。
しばらくするとまた復活するけど、また飲めばすっきりする。
ウィルキンソンのレモンもためしたけど、レモンはなぜかあまり効果なかった。
梅がおススメです
梅ってそもそも、吐き気止めの効果があるみたいだから、炭酸 x 梅のコンビが最強なのかなあ...
ちなみに吐き気以外の症状もないわけではない。地味な頭痛が昨日まで続いてた。
あとは便秘。あまり便秘しない私がめずらしく便秘...
ひさびさに激しめのしゃっくりが出たのは抗がん剤関係ないかな?と思ったけど、ググったら、シスプラチンの副作用でまれにあるんだって。
でも今日起きたら、昨日よりムカムカもないし、頭痛も消えててめちゃ体調良かった
この先もずっとこんな感じならいいのに...
炭酸水といっしょに売店で買った、ちいかわなっちゃん。
完全なるパケ買い
ところで、気づけば早いもので今日から入院生活2週目に突入したよ。
少なくとも1/5もう終わったのかと思うと、うれしい
さて、先日ブログに書いた、イビキはげしめの相方さんがお引越しされて、一人暮らしになってしまったその後。
またすぐに新しい相方さんがやってきました
今度は、日本語があまり話せないフィリピン人の女の子。
2人部屋といってもカーテンが常にかかっているので、なかなか顔を合わせることもなく、最初に軽く挨拶した以来、話す機会もないまま1日半ほどが過ぎ...
(たぶんおたがいめちゃ人見知り)
でも看護師さんとのコミュニケーションがなかなかうまくいかず苦労してそうだったので、おもいきってカーテンの外側から、わたしのつたない英語で話しかけてみた
そしたらそこからすごく仲良くなって、寝る前までカーテン越しにボソボソと2人で会話したりして...
英会話の練習までできちゃうし
その子たぶん私より一回りくらい年下だと思うけど「あなたが日本で最初にできたお友達なの」なんて嬉しいこと言われたりして
だけどその子、もともと4人部屋希望だったため、お部屋の空きが出たと同時にお引越ししてしまった
でもLINE交換して、お互い退院したらお茶しようねって約束したよ
なんだか青春っぽいではないか。
そんなわけで今はふたたび一人暮らしを満喫中。
ところで、2人部屋をひとりで使ってたら、実質1人部屋なのではと思っていたんだけど、世の中はそんな甘くなかった。
トイレがない、部屋では通話禁止、スマホやテレビの音出し禁止...個室以外の部屋は、このへんはまあ普通に想定してたとおり。
あとは地味に、冷蔵庫が有料だった。(個室は無料)
だけどそれ以外になんと
個室とそれ以外の部屋では、病院食にも差があることに気づいてしまった
※わたしの入院している病院の場合です
前回いろんな人から「病院食のレベル高いね」とか「ごはんがおいしい病院なんだね」などと褒められ、それを楽しみにしながら長い再入院生活をスタートさせたというのに...
異変に気づいたのは、初日や2日目の朝食であった。
あれ?こんなんだったっけ?
ちなみに夕食はこんなかんじ。
THE病院食! って感じで、まあコレが一般的な病院食だとは思うんだけど、前回の豪華っぷりは何処へ...?
参考までに、前回の病院食ダイジェストがこちらの画像↓
なんかだいぶ違うよね
まるで別の病院だよね
と思って、調査した結果、驚愕の事実に気づいてしまったの
個室時代は、基本の献立に「プラス一品」、献立に載っていない特別なメニューが出てきていたということに...
たかが一品、されど一品。
この一品の差が、とても大きかったのであった...
わたしが喜んでいた抹茶のパウンドケーキやコーヒーゼリー、すいとん、天ぷら、etc...
これらはすべて個室限定の一品だったことが発覚
(天ぷらうどんだと思ってたけど、天ぷらは個室限定だった。ほんとはただのうどん)
この事実に気づいてしばらく本気で落ち込んでいたわたし...
やはりぜいたくを無駄に知ってはいけなかった...
と思ってたら、ある晩からいきなりごはんが美味しくなった。
ん、シェフ変わったのってレベルに、おいしくなったのです
一例を紹介します
すごくおいしかった酢豚。そういえば先日のあんかけ焼きそばも美味しかった。中華に強いのか!?
クロワッサンの朝食。マカロニサラダとチキンのハーブ焼きがついてきた。
シーフードカレー!
ランチにホットドッグが出たのもとてもうれしかった。
そんなわけで、ごはんがなぜかおいしくなったので、個室と比較して一品足りない件からはすっかり立ち直った
って、わたしは何の話をしているんだろうね
くだらない話を読んでくれてありがとうございました