個性的なノラネコブログ

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午後、僕達は家具や家電を見に行った。
「見ろ!今の掃除機は凄いな」
兄貴は家電量販店で最新の掃除機ルンバに興奮していた。
僕はそんな兄貴を引っ張り、店を出た。
「中古にしよう」
僕はリサイクルショップに行くように兄貴に言った。兄貴はしぶしぶ運転した。
リサイクルショップの中に入ると、テレビや掃除機など、とても中古には見えない家電が揃っている。
「このテレビと、この掃除機と、この電子レンジと、この冷蔵庫と、この洗濯機をください」
僕は1番安い家電を選んで店員に言った。
「かしこまりました」
店員が笑顔で答えた。
「何勝手に決めてるんだよ」
少し怒ったような口調の兄貴。
「僕は使えれば充分。ぜいたくは言わないよ」
店員が持ってきた電子レンジを受け取りながら、僕は言った。
「そうか」
兄貴はテレビを受け取った。
店員に軽トラの荷台に積むのを手伝ってもらい、僕達はリサイクルショップを後にした。
「家具と言ったらここだよな」
そう言って次に来たのは、アウトレットの家具屋だった。兄貴のお気に入りのお店だ。
兄貴は机や棚などを買った。僕はとくに口出ししなかった。兄貴の会計を待っていると、ふとある物が目に入った。
「カッコイイ」
宇宙飛行士のポスターだ。
「何見てるんだ?」
会計を済ませた兄貴がやって来た。
「何でもないよ」
僕は荷物を運ぶのを手伝った。
アパートに着くと大家さんに手伝ってもらい、買った物を全て部屋に運んだ。
「ありがとうございました」
「気にする事はないよ。何かあったら、すぐ言いな」
大家さんがいい人で良かった。
「この部屋、殺風景だな。これでも貼っとけ」
兄貴が丸まった紙を差し出した。
僕はそれを広げて驚いた。
僕が見ていた宇宙飛行士のポスターだ。
「ありがとう」
僕は嬉しくて、目立つ位置に貼った。
このポスターは、僕の宝物になった。
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