今年も療育園であった就学説明会に行ってきました。
もう3回目になりますが、毎年話の内容は微妙に違うし、こちらが受け取る思いも変わってきます。

来年が就学先を決める活動をする年になり、いよいよ近づいてきました。
なので今回はお話を聴いたら、具体的なスケジュールを想像しました。

(あくまでも中国地方F市の場合です。場所によってかなり違います。お気をつけください)


〜基本スペック〜
就学先として、学区の普通小学校、県立の特別支援学校があります。
小学校は基本選べません。距離は近いのに学区が違うとかいう、通学上の理由はOKなことがあります。
特別支援学校も住所で決まっています。
小学校の特別支援学級は大抵どこでもあって、ない場合も作ってもらえます。
支援級に所属して普通学級に交流する感じ。以前聞いたところによると、交流の時間数には目安があります。
支援員もっと増やしてくれ(少ないと思う)
あと言語と情緒の通級があります。場合によっては少し遠くの小学校まで送迎が必要なのと、多くて週1回位。(もち支援級の子は不可)

以下は、支援級希望しようかなーと思う私の目線で書きますね。


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まず8月末までに、特別支援を受けたい人は就学指導申込書を提出しないといけません。
ここに支援学校、支援学級、通級、の希望を書きます。

そのあと審議にかけられます。



8月末までに希望を決めないといけない。書類も揃えて。
早い。

そのための相談は、保育所や療育園とかの先生とする。教育委員会の人にも相談できるけど。
普通小学校の学校見学は随時。でも5月には運動会があるから、新年度になったら実質6月くらいからかな。


教育委員会に保護者の希望を伝えるのは、就学指導申込書、という紙1枚。
特別支援を受けたい申し込み書だから、希望欄に普通学級はありません。迷ってる場合は複数希望することも可能とのこと。
希望理由や意見を書く欄があり、ここを「保護者の思い」として教育委員会が捉える所のようです。←しっかり書こうと思った。


療育園では就学カンファレンスがあって、教育委員会の人も来るらしいけど、8月末以降とのこと。
…ということはカンファはどこを希望するか相談するための場所ではなく、子どもの様子と親の意見を知ってもらう、審議のための一要素という位置付けになる。

(初めて聴いた時は、なんで申込書だしてからカンファなの?意味なくね?って思ったけど、これはこれで意味ある。


そのあとは教育委員会の人が保育所に様子を見に来て、審議にかかる。
10月から1月にかけて、保護者への結果報告が保育所経由である。


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前後しますが、特別支援学校を希望する場合は、さらにワンクッションあります。

支援学校を希望する人は、事前に必ず支援学校で教育相談を受けないといけない。

しかも学区の支援学校では、希望者が多いからなのか、今年から、教育相談を受けたい人は、必ず6月の学校見学会に参加してくださいとのこと。

特別支援学校は県立の学校なので、普通小学校のやり取りする市の教育委員会では、県から聞いた話では、レベルでしかわからないのだな、と感じました。
通っている療育園は支援学校の学区外からなのか、学校見学会のお知らせは届いていないらしい。市内の毎日通園施設では支援学校の説明を聞く機会があるらしいけれど、我が家は全く接点がなさそう。

一般的に支援級か支援学校か、迷うパターンが多いと思うんだけど、迷うなら、支援学校の教育相談という手続きはする必要がある。

そのために支援学校は5〜6月にはこちらからアクセスしとかないと、というのは盲点だった…
(来年するかどうかはともかく



それから、保護者の意見がどこまで尊重されるか、という話。
2年前の就学説明会では、「教育委員会の判断に従ってもらう」というトンデモ発言を聴きました。

今回は、
「審議の結果は、専門家の意見として尊重していただきたいが、法的拘束力はありません。最終的には保護者の方に決めていただきます。」とおっしゃっていました。
まあ、「専門家の意見として尊重してほしい」は強調してたけど。

まともになっている(笑)


このあたりが気になった説明会でした。

あとは11月ごろ学校へ行こう週間に、今年も行こうかな。

就学に向けて、できるようになっておきたいこと、をそろそろ考えて取り組んでいかないといけないですね…



動きのある写真