前回の続きです(長くなりすみません!)。

 

そんな訳で、2021年の通訳案内士試験1次試験に臨みました。

日本史と地理が免除なので、英語→2科目休み→一般常識と通訳案内の実務、というスケジュールでした。

英語の試験は6割くらいしか席が埋まっておらず、みんなTOEICで免除になっているんだなあと思いました(英検1級かもしれませんが…)。

 

若干不安になりつつ受けた英語ですが、例年より1問目の長文問題がとても長く、思ったより時間がかかってしまい一気にテンパってしまいました。

残りの問題も焦ってしまって集中できず、これまで解いた過去問のどの年よりも手応えがありませんでした…。

もっともっと準備しておくんだったと後悔しましたが後の祭りです。

 

今年は無理かもな…と思いつつ、免除の日本史と地理の試験の間、近くのカフェでお昼ご飯を食べながら一般常識と通訳案内の実務の勉強をしました。この時もハロー通訳アカデミーの試験対策を読み込んでいました。

 

試験会場に戻ると、英語の時にはスカスカだった席がほぼ満席に…。

今回は英語の反省を生かして、確実に分かる問題を最後までしっかり解いた後、最初に戻って、曖昧な問題をやっつけていきました。

ハロー通訳アカデミーの試験対策PDFに出ていたところからバンバン出ていたので、確実に分かる問題だけで合格点を超えそうなことが分かり、落ち着いてできました。

 

心配なのは英語です。帰宅してからWEBでいろんな予備校が出している解答速報と照らし合わせてみました。ところが、予備校によって解答が違う箇所がいくつかあり、ある予備校では70点ギリギリだけど、ある予備校ではギリギリ足りなかったりして、結局合格しているのかしていないのか分からずじまいでした。一般常識と通訳案内の実務はどうやら足りていそうでした。

 

この1次試験がパスしていれば、12月に2次試験があるのですが、合格しているかどうか曖昧な感じだったので2次対策に身が入らず…。なんとなく参考書をやってはいたのですが、本腰を入れられないまま1次試験の発表日になりました。

 

予想通り、英語以外は合格していたのですが、英語は不合格でした…。

がっかりしましたが、来年は通訳案内の実務と一般常識も免除になります。

これでTOEICが基準に達していれば、1次試験をオール免除することができると思い、とにかくTOEICに照準を合わせることにしました。

 

通訳案内士の願書を出す6月までに、受けられるTOEICテストをできる限り受けていくことに決め、毎朝少しずつTOEICの勉強を進めていきました。

 

L&Rは、どうしても毎回時間が足りず…。リスニングより、足を引っ張るのは常にリーディングでした。長文問題を解いて→最初の方の文法を解くという方法も試してみたのですが、思うように点が上がらず、840点が最高で、そこから伸びることがありませんでした。免除には900点が必要なので、どうも難しそうです。

 

そこで、ほぼ毎月受験できてチャンスの多いS&Wに照準を合わせなおしました。

S&Wは、スピーキングとライティング試験なので、対策としてはボキャブラリーを鍛えて、場数を踏む、しかないと思います。

ボキャブラリーは、おそらくTOEIC受験者はみんな使っているであろう、「出る単特急 金のフレーズ」をとにかく何度も何度もやり込みました。5周くらいはしたと思います。それでも覚えていない単語は単語カードを作り、電車の中で繰り返し見て覚えました。

 

そして、試験の日はとにかく早く行って、なるべく早く受付することを心がけました。

S&Wの試験は一人一人ヘッドセットをつけてPCで行うので、開始時間は受付順になります。

最後の方に受付すると、ヘッドセットをしていても、他の人の解答している声が聞こえてきて集中するのが難しくなります。

私は大体1番目か2番目に受付できるくらい早く会場に到着することにしていました。

 

5回ほど受けたところで、ライティングで免除基準点の170点を取ることができました。

こうして、2022年の1次試験を全て免除にすることができ、2次試験に照準を合わせていくことになりました。

次回に続きます。