<食事>
食事は他の界と同様、個室の食事処で取りました。
こちら、松葉蟹が有名なようですが残念ながら時期が終わっていたので(松葉蟹の季節は予約が埋まってしまっていたのです)、通常の懐石です。
お品書き。美味しそうなメニューで期待が膨らみます。
先付はのどぐろの炙り。「神の国」らしい雲の形の器が素敵です。お盆に乗っているマットも社の形をしています。
煮物椀。優しい味付けでした。金色の器が神々しい。
そして界の名物、八寸です。こちらはこのようなあしらいでした。
春を感じさせる盛り付けとお花が素晴らしいです。とにかく派手で気持ちが浮き立つように工夫してあって、いつもすごいなあと思ってしまいます。
春野菜の天ぷら。
鯛と桜の葉を炊いたもの。美味しかったです。
土鍋ごはん。他の界と比べて全体的にあっさり、量もちょうど良く上品なメニューでした。私にはちょうど良かったですが、お肉がないこともあり、男性には少し物足りないかもしれないと思いました。追加料金で牛しゃぶのコースもあったので、たくさん食べる人はそちらのコースの方がいいかもしれません。
ランチョンマットは可愛い七福神のイラストが入っていました。
デザート。
3月末に行ったのですが、食事処の入り口にお雛様が飾ってありました。
翌朝の朝ごはん。
こちらも「神の国」らしい盛り付け。朝から厳かな気分になりますね。
こちらの「うず煮」という鍋が美味しかったです。
<温泉>
部屋の露天風呂も堪能しましたが、もちろん大浴場もあります。
お風呂は広々としていてとても気持ちが良かったです。ぜひ明るい時間帯に入ってみてください。
お風呂上がりの飲み物もバッチリ用意されています。
アイスキャンデーもありました。ここはフルーツではなくミルクや抹茶などのアイスバーです。無料でいただくことができます。
お風呂の中は撮れなかったので、こちらは湯上りどころ。中庭を眺めながらアイスを食べられます。
広々としていて素敵なお庭です。
日本酒を使ったパックをすることもできます。日本酒にパックを浸してから顔にのせます。部屋に持ち帰って楽しみました。お肌がつるつるになりました!(温泉のせいかもしれませんが)
<その他施設・アクティビティ>
廊下にこの近くで採れる瑪瑙の原石が置いてありました。なんだかご利益がありそうです。みんな通るときに撫でていました。
こちらは界お馴染みのラウンジ。本を読んだりコーヒーを飲んだりすることができます。
こちらにも大きな雛飾りが飾ってありました。
ロビーラウンジと宿泊等を結ぶ、この橋のような渡り廊下が素敵でした。
無料でお茶を点ててもらうこともできます。
予約をした時間に離れのお茶室へ向かいます。
こちらはお茶室へ向かう途中、振り返って撮ったロビーラウンジの様子。
こんな感じのお茶室でお茶をいただけます。
かなり本格的!
お茶を習ったことがないのでドキドキしました。
最初にお菓子が出てきて、そのあとお茶を点てて下さいます。
緊張していて写真を撮れませんでしたが、貴重な体験でした。
この他にも石見神楽のショーを夜見られるようなのですが、食事の時間に重なっていて私たちは見られませんでした。残念!次に来た時は見たいと思います。
こちらはフロント横のお土産スペース。地域色のあるお土産がたくさん並んでいました。
<おまけ>
翌朝、出雲大社にお参りしてきました。宿から車で40分くらいでしょうか。そんなに遠くなかったです。
天気も良く、最高のお参り日和でした。
そこかしこにウサギの像があって、可愛かったです。お気に入りのウサギを見つけてみて下さい。
<まとめ>
全体的に落ち着いていて、ゆったり過ごせる宿でした。食事もがっつりというよりは上品であっさりしています。両親を連れてきたりすると喜ばれそうです。
露天風呂付きの客室は良いのですが、庭が塀で囲まれているせいもあり、部屋がやや暗いのが気になりました。2階はもう少し明るいかもしれないので、次は2階に泊まってみたいと思います。
期待値が高すぎたせいか、料金が高かったせいなのか、もしくは頻繁に界に泊まっているせいなのか、私は感動するところまではいきませんでしたが、いつも通り、満足度の高い滞在でした。宿の面白さでいうと、松本や加賀の方が個人的には好みかなと思います。
ただ、新しい「界 出雲」には興味があるので、そちらは近いうちにぜひ泊まってみようと思います!