メンチカツ | 西洋料理人のオリジナル・レシピα
福井県民のみなさんは揚げ物が大好き
なんだそうで、以前TVで見た
竹田の油揚げも福井のお店でした(◕‿◕✿)❤
 
揚げ物って言うと揚げるだけなので
基本カンタンで楽なんですけど、
 
メンチカツっていうお料理はけっこう
コツがあって、
特に肉汁がにじみ出てくるようなのが
美味しそうってイメージ❤
 
 
肉汁はフツウお肉自体の脂と水分が
火を入れたときにあふれ出すものですけど、
 
TVのタレントさんとかが餃子や小籠包から
「肉じるたっぷり~」って言ってるのは
包むときに加えてるスープです:..。♡*゚¨゚゚・
 
肉汁を補うためにハンバーグでは
マヨネーズや生クリーム、牛脂とかを
入れたりするんですけど、
 
メンチの味わいがオイリーにならないように
するには鶏がらスープやビーフコンソメを
足すといいって個人的に思ってます❤♬♥
 
 
■メンチカツ
イメージ 1
 
(2つ分)
①玉ねぎのみじん切り1/2コ分を軽く
 炒めてバットに広げて冷蔵庫で
 冷まします❤♬♥
 
 鶏がらスープ(顆粒)小さじ1を
 大さじ2のお湯で溶いて
 冷蔵庫で冷ましておきます(❛ᴗ❛(❛ᴗ❛♡
 
②卵40gをボウルに溶いてパン粉大さじ2
 (または細かく刻んだお麩2つ)、
 合挽き肉190g、玉ねぎ、スープを
 加えてアセゾネして木ベラで
 空気を抜くようによく混ぜます❤♬♥
 
卵はMひとつで60gていど、
割るときにボウルにあける前に白身を
少し捨てて、つなぎを減らします:..。♡*゚¨゚゚・*
 
肉ダネに手で触れると体温でだれやすいので
成形のとき以外は手で触りません:..。♡*゚¨゚゚・
 
③衣はお水で溶いた薄力粉→パン粉
 の順に(◕‿◕✿)❤
 
肉ダネがめっちゃゆるいので水溶き粉
をつけるときに崩れやすいですけど、
パン粉をつけるときにカタチを整えます(◕ܫ◕。❤)
 
「薄力粉→溶き卵→パン粉」より
衣がつけやすいと思います❤
 
④170℃の油でひとつずつ揚げて、
 衣が落ち着いたらいったんバットにあげて
 5分ほど休ませて余熱で中まで
 火を通します♡(>◡<)♡
 
180℃に上げて30秒ほど揚げたら
(二度揚げ)バットにあげて、
3~4分休ませます❤♬♥
 
メンチが肉厚のときはこうして鶏の唐揚や
とんかつのときみたいに二度揚げすると、
衣がべちゃっとせずにカラッと揚がって
しっかり中まで火が通ります❤
 
⑤ソース作り
 赤ワイン40mlを熱したソースパンに
 入れてアルコールを飛ばしたら、
 黒酢大さじ1を加えて火を止めて、
 ウスターソース大さじ2と
 ケチャップ大さじ3を混ぜます❤♬♥
 
アメリカの家庭料理のポークチャップも
これに近いソースです。.。*♥
イメージ 2
 
メンチのレシピで玉ねぎを生のまま挽肉と
合わせるのと、炒めてから合わせる
っていう両方を聞きますけど、
 
ハンバーグで生玉ねぎを合わせることは
ないので、生玉ねぎはメンチならでは
って感じ♥♬♫
 
脂の入った挽肉に衣をつけて揚げるので、
なるべくすっきりした味わいにさせたい
とか、玉ねぎの食感を残したいっていうのが
“生玉ねぎ派”のキモチかも❤
 
 
逆に飴色になるまでじっくり玉ねぎを炒める
っていうのは、もっとも糖度の高いお野菜
って言われる玉ねぎの甘さが
火を入れるほど出るからで、
 
玉ねぎを炒めたときに鍋肌が焦げ付くのは
玉ねぎの糖分がキャラメル化したもの
(キャラメリゼ)、
 
私はみじん切りした生の玉ねぎを
弱火調理法で2分ほど蒸し焼きした、
ほどほどに甘みと食感のある状態が
メンチには合うと思ってますけど、
 
お好み次第でいいんじゃないでしょうか♬♫✿.。゚❤