ビーフシチュー&鶏とゴボウのスパゲティ2品/パスタの茹で方 | 西洋料理人のオリジナル・レシピα
先日の自家製デミグラスソースで作った
ビーフシチューとスパゲティ2品です('-'*)
 
■ビーフシチュー
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材料
 デミグラスソース・・・適宜
 牛バラ肉・・・適宜
 にんじん・・・少々
 じゃがいも・・・少々
 塩コショー・・・少々
 
①にんじんとじゃがいもはおっきめに
 カットしてサラダ油で強火で炒めてから
 お鍋のデミグラスソースに入れます。
 牛バラ肉はデミグラスソースの素を
 作ったときのモノを入れます。
→ 2011.4.16デミグラスソース

 

デミグラスソースは牛スジ肉のゼラチン質
で固まりますけど、
ちょっぴりお水で薄めて火にかけます。
 
②塩コショーを少々して圧力鍋でじゃがいも
 とにんじんがやわらかくなるまで15分
 ていど煮込みます。お野菜にもシチューの
 味をじっくり入れます。
 
③お皿に盛ってイタリアンパセリを
 トッピング、
 お好みで生クリームをたらしたら
 出来上がりデスイメージ 2
 
イチから作るとけっこう手間がかかるので
お店で千何百円とか取るのも
わかる気がします(゚∇^*)
 
デミグラスソースに無糖のブラック
コーヒーを入れたりしますけど、
ビターな感じをプラスしますイメージ 3
 
■鶏とゴボウのスパゲティ デミグラスソース
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■鶏とゴボウのクリームスパゲティ
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2品とも鶏とゴボウで
ソースが違うだけです。
鶏はブイヨン・ド・ボライユで使った
鶏がらから手でちぎって取ったモノです。
→ 2011.4.14自家製デミグラスソース(1日目)
友だちからスパゲティの茹で方を聞かれると
説明がヘタなんで困っちゃいますけど、
私の茹で方はいつもいっしょで
LA BOCCAで教わった「イタリア流」です。
 
一般的にTVで有名シェフがご披露なさる
のは深い寸胴(パスタ鍋?)にお湯をはって
束ねたパスタをバラっとかっこよく
お鍋に入れるってスタイルですけど、
 
お湯の深さがスパゲティの長さより
足りなくってスパゲティが少し時間をかけて
柔らかくなるまで全部浸らない
っていうのは問題外だと思います。
 
端と端で茹で時間に差があるってコトで
茹で上がりにムラが出来るワケですから、
こういうスタイルで茹でるなら
最低限スパゲティ全体が浸るように
しなくちゃダメで。
 
 
そしてこれも一般的にTVで有名シェフが
おっしゃってますけど、
「お塩は1%」と
「茹で時間はパッケージの表示時間
より1分短く」です。
 
私はいつもお水3リットルに対してお塩2g。
ソースと茹で汁に浸してソースの味を
じっくり入れながらアルデンテに
近づけていくイタリア人のシェフの
調理法の割合です。
 
家庭向けに有名シェフがおっしゃるのは
「表示時間より1分前まで茹でた
スパゲティを1分でソースと絡めましょう」
ってイミかと思います。
 
当然ソースの味がスパゲティに
入らなくってスパゲティ自体の味が
「ぼける」ので、
 
たっぷり1%ものお塩を入れたお湯で茹でて
塩味のスパゲティをソースに合わせましょう
ってコトだと思います。
 
いずれにしてもTVでご披露なさってる
茹で方はあくまで全部一般家庭向けで、
ご自分のお店でおんなじ茹で方、調理を
なさってるワケじゃないです。
 

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お店だとたいていおっきい寸胴と
こういう業務用「てぼ」って調理器具を
使ったり、
寝かせてパスタをゆでることが出来る
パスタボイラーで茹でてるみたいです。
 
LA BOCCAでお聞きした
「イタリア流」っていうのは必ずしも
イタリアの名店ってコトじゃなくって
イタリアの郷土料理としての話で、
 
お鍋に寝かせてスパゲティを茹でるときに
お鍋に入りきらなきゃスパゲティを
折って茹でるそうです。
 
茹で上がったスパゲティをソースに
絡めたり、表示時間の1分前まで
茹でてから・・・っていう調理法より、
 
より合理的で美味しく出来ると思って
私は「イタリア流」で茹でてます(*^▽^*)
 
アルデンテも「芯が残るていど」とか
いろいろ言われますけど、
好みの硬さでイイと思います(*^^*)
 
「イタリア流」もいろいろらしくって、
ナポリじゃ「針金」と言われるくらい
硬めが好まれるそうだし、地方によって、
個人の好みによって違うそうなんで。
 
乾麺も「アルデンテの持続時間」の
長いモノ。
私がいつも使うのはディヴェラですけど、
バリラ、ディチェコもオススメですイメージ 7
 
世田谷のLA BOCCAで作った
アマトリチャーナを
お持ち帰りしてレンジでチンして
美味しくいただけましたイメージ 8
 
品質のいいスパゲティってこれほどまでとは
って驚いた記憶があります(・-・*)♪