鶏とゴボウと椎茸のスパゲティ、カルボナーラ風 | 西洋料理人のオリジナル・レシピα
クリスマスも終わって一段落しましたイメージ 1
 
おうちで久々にスパゲティを、
冷蔵庫にあるもので。
 
■鶏とゴボウと椎茸のスパゲティ、カルボナーラ風
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材料(2人分)
 スパゲティ(ディベラ#10ヴェルミチェッリーニ1.4ミリ)・・・2人分
 鶏もも肉・・・20g
 ごぼう・・・20cm
 生椎茸・・・4つ
 にんにく・・・ひとかけ
 卵・・・ふたつ
 ペコリーノロマーノ・・・大さじ5ていど
 白ワイン・・・大さじ2~3
 フルールドセル(塩の花)・・・適量
 黒コショー・・・少々
 バター・・・10g
 オリーブオイル・・・適量
 
①お湯3リットルを沸かしてお塩2gを入れます。
 
②材料の下ごしらえです。
 ごぼうはピーラーでささがきにします。
 お水にさらして火を入れる前に
 ペーパーで水気を切ります。 
 椎茸は4つに銀杏切り、
 鶏肉は4ミリ厚ていどに。
 
 ペコリーノ・ロマーノをボウルに削って
 卵を割り入れて混ぜておきます。
 
③塩湯にパスタを入れたら具材の調理に
 かかります。
 フライパンにオリーブオイル・つぶした
 にんにくを入れて火にかけます。
 強火(家庭用コンロなら全開)です。
 
 椎茸に軽く塩(フルールドセル)を振って
 ソテーです。
 ささがきのゴボウはスグ火が通るので
 あとから加えてさっと火を入れて、
 椎茸と一緒にいったんお皿に上げておきます。
 
 鶏肉を塩コショーでソテーです。
 フライパンが熱くなりましたら火から
 はずして白ワインを飛ばします。
 バターもいっしょに入れます。
 鶏肉も8分(ぶ)ていど火を入れて
 椎茸・ゴボウといっしょにお皿に。
 
具材は火を入れすぎないようにします。
スパゲティを茹でながらだと
イチバン気をつけるのがスパゲティの
茹で過ぎと具材の火の入れ過ぎなので、
茹でながら具材を調理だと余裕がない
ってトキは具材の調理から先にします。
 
④具材を調理したフライパンに茹で汁を
 レードル2杯(100ccくらい)入れて
 まだ硬いパスタを浸して火を入れます。
 
 ココでお塩を入れます。
 黒コショーも挽きます。
 具材の塩分も考慮して味を調えます。
 卵が加わるので最終的にはこの時点
 よりマイルドな味になります。
 
パスタがアルデンテの少し手前の状態で
茹で汁がほどよい量に減るのが理想です。
最後に具材を合わせて全体を絡めて
ほぼ火の入ってる具材に9分(ぶ)まで
火を入れるつもりで。 
 
⑤火を止めた状態で卵とペコリーノ・
 ロマーノを入れて全体を絡めます。
  
卵はあらかじめ溶いても溶かなくっても
OKです。入れたらホイップして
空気を入れます。
 
日本人はクリーミイ好きなので「卵いため」
のカルボナーラはNGですけど、
イタリアでは6~7割が「卵いため」、
ラツィオでも半々だそうです。
 
イタリアでは生卵の菌による食中毒で
大勢亡くなったことが過去にあって以来、
米国といっしょで生卵はNG、
生卵のニオイもXだそうです。
 
ですから必ず卵に火を入れるんですけど、
ソースに空気が大量に入ったふわっと
したカンジで、
「卵いため」は「卵いため」でも美味しい
「カルボナーラ」だそうです。
 
⑥お皿に盛りましたら黒コショーを挽いて
 「鶏とゴボウと椎茸のスパゲティ、
 カルボナーラ風」の出来上がりです。☆*~゚⌒('-'*)⌒゚~*☆♪