こんにちは。

山下達郎ファンの独り言をお読みいただきありがとうございます。

 

今回もガチ妄想を展開してみようと思います。

 

前回分はこちら

 

 

 

 

 妄想スタート

 

>>高校生の俺は、休み時間に教室の隅っこの席で読書をしていた。

 

俺:(この本面白いな・・・)

 

>>俺は夢中になって本を読んでいた。そしたら・・・

 

Rちゃん:ねえねえ、あいついつも独りだよね。ちょっと揶揄(からか)いに行こうよ。

 

Mちゃん:賛成!

 

>>クラスの一軍女子からそういう会話が聞こえてきた。

 

俺:(もしかして俺のことかな?)

 

>>そう思った瞬間、クラスメイトのRちゃんとMちゃんが俺の席の近くにやってきた。

 

Rちゃん:あんた、いっつも独りだけど、何の本読んでんのよ?

 

俺:別に何読んでてもいいだろ?

 

Mちゃん:は?何読んでるか言えっつうの!

 

俺:別に関係ないだろ。

 

Rちゃん:いいから見せろオラッ!

 

>>Rちゃんは乱暴に俺が読んでいる本を取り上げた。

 

Rちゃん:ハハハ!こいつ、「ひとりぼっちを笑うな」っていうタイトルの本を読んでるよ!!!

 

Mちゃん:ヤバ!うける~!!!

 

>>2人は、わざとクラス中に聞こえる声量で俺を揶揄った。

 

Rちゃん:へえ~、蛭子さんの本なんだ~。蛭子さんってのもちょっと笑えるよね~

 

Mちゃん:本当!笑えるわ~、お腹痛~い笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

俺:あの~、そろそろ返してくれない?

 

Rちゃん:バ~カ!誰が返すかこのぼっち!!!

 

>>Rちゃんはそう言うと、俺の本を開いてた窓目がけて投げた。

 

俺:あ~!!!

 

>>俺の本はグラウンドに投げ捨てられてしまった。

 

俺:ちょっと何てことするのさ・・・

 

Mちゃん:てめえ生意気なんだよ!!!ぼっちのくせに彼女がいるのが!!!

 

俺:別に彼女がいてもいいじゃん・・・(本当は彼女なんていないけど・・・)

 

Rちゃん:とにかく悔しかったら、あの本捜して来い!!!

 

俺:はあ~、最悪だ・・・

 

>>俺は一人でグラウンドに向かった。外は徐々に寒くなっていて、グラウンドに生徒は1人もいなかった。

 

俺:あいつ、一体何処に俺の本を投げたんだ?

 

>>俺は夢中になって捜した。すると・・・

 

(チャイム)ルンルンルンルンルンルン

 

俺:ヤバい!授業開始のチャイムだ!どうしよう、本が見つからないよ~!

 

>>更に15分経った。

 

俺:どうしよう、このまま見つからなかったら・・・あれ?あれって・・・

 

>>俺は草むらに落ちていた本を見つけた。

 

俺:あった!よかった・・・って、授業に行かなきゃ!!!

 

>>俺は慌てて教室に向かった。

 

>>教室では、既に数学の授業が始まっていた。俺は恐る恐る引き戸を開けた。

 

俺:すみません、遅れました・・・

 

数学の先生:おい○○!今何時だと思ってるんだ!!!

 

俺:すみません。グラウンドに落とし物をしてしまって捜してました。

 

数学の先生:はあ!?そんなの放課後捜せばいいだろ!!!ムキームキームキー

 

俺:とは言っても大事な物だったので・・・

 

数学の先生:あのなあ、普通授業が始まったら捜し物の途中でも教室に戻るのが常識だろ!!!

 

生徒達:ハハハ!あいつまた怒られてるぜ!!!

 

俺:(最悪だ、もう何もかも嫌になった・・・)

 

数学の先生:とにかくお前は後で職員室に来い!ごめんな皆、こんなバカに付き合ってられないよな。さあ授業を続けるぞ。

 

俺:(またクラスの前でバカにされちゃったよ・・・)

 

>>俺は最悪の気分になった。俺はとりあえず着席したが、もう先生が何を言っているか聞こえなくなった。

 

 

 

 

俺:(俺、いっそのこと不登校になろうかな・・・)

 

>>俺はそういうことを考えていた。

 

 

 

>>その日の授業は、いつもよりあっという間に終わった。放課後になり、俺は帰る準備をしていた。

 

俺:(今日はクラスの女子にいじめられるし、先生には叱られるし、もう散々だな・・・ってヤバい、職員室に行かなきゃ!!!

 

>>俺は急いで職員室へ向かった。

 

俺:すみません、失礼します・・・

 

担任の先生:おい、こっち来い。

 

俺:はい・・・

 

>>俺は担任の先生の所へ行った。

 

担任の先生:お前な、どうして数学の授業をサボろうとしたんだ?

 

俺:あの、サボろうとした訳じゃないんです。落とし物を捜してて・・・

 

担任の先生:あのな、落とし物を捜すよりも授業の方が大事だろ?何でお前は優先順位が立てられないんだ?

 

俺:すみません、でも俺は・・・

 

担任の先生:「でも」とか言い訳するんじゃない!!!ムカムカムカムカムカムカ

 

俺:ごめんなさい・・・

 

>>その後も俺は先生に10分以上怒られ続けた。職員室を出る頃には、酷く疲弊しきっていた。

 

俺:はあ、やっと終わったよ・・・教室に荷物を取りに行って帰るとするか・・・

 

>>俺が教室に戻ると、ひなちゃん(モデルは河田陽菜ちゃん)が彼氏のはやとと喋ってるのを見かけた。

 

俺:(はやとの奴、わざわざウチのクラスまで来て何してんだろ?)

 

はやと:ひな、今度何処でデートしようか?

 

ひなちゃん:私、水族館に行きたい。

 

 

 

 

はやと:水族館か・・・今度行こうぜ!!!

 

ひなちゃん:うん!

 

俺:(彼女がいたら、あんな風に毎日楽しいんだろうな・・・)

 

>>そう思った瞬間、俺ははやとと目が合った。

 

はやと:おい!何こっち見てんだ!!!ムキー

 

俺:別に・・・たまたま目が合っただけだし。

 

はやと:おい、お前授業サボって先生に叱られたんだろ?バカだな~笑爆  笑爆  笑爆  笑

 

俺:仕方ないだろ?捜し物してたんだし・・・

 

はやと:本当にお前彼女いるのかよ~?お前みたいな何の魅力もない男に彼女がいるなんて到底思えないな~、なあ?ひな。

 

ひなちゃん:え?うん・・・

 

はやと:お前にはぼっちがお似合いだよ!ハハハ!!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

俺:もういいかな?帰らせてもらうよ。

 

はやと:帰れ帰れ!よっ、華のない男!!!爆  笑爆  笑爆  笑

 

>>俺は振り向きもせずに教室を出た。

 

 

俺:(今日は本当に酷い目に遭ったな・・・早く帰ろう)

 

>>俺は校門を出た。少し歩いて俺は大きな公園に寄り道した。

 

>>俺は公園のベンチに座った。

 

 

俺:(もう何もかも嫌になった・・・このまま不登校になろうかな?)

 

>>俺は蛭子さんの本を開いた。本は少し汚れてしまったが、カバーや中身は無事だった。

 

俺:(はあ・・・俺は学校でずっと独りぼっちだし、一体どうしたらいいんだろう?)

 

>>俺は公園のベンチで読書をしていた。すると・・・

 

??:何であんたがここにいんのよ?

 

>>誰かの声が聞こえた。視線を上げると、いじめっ子のRちゃんとMちゃんが立っていた。

 

俺:げっ!何か用?

 

Rちゃん:こんな所でそんな本を読んでるなんて、あんたって本当に友達いないんだね~えーえーえー

 

Mちゃん:Rちゃん、あんな本奪ってビリビリに破いちゃおうよ!爆  笑爆  笑爆  笑

 

Rちゃん:賛成!おい!ちょっとその本貸せ!オラァ!!!

 

俺:嫌だ!!!

 

Rちゃん:貸せっつうの!!!オラァ!!!ムキームキームキー

 

>>俺は本を奪われた。

 

俺:お願いだ、返してくれよ・・・

 

Mちゃん:やだね!Rちゃん、3つ数えたらその本破いちゃおうよ!!!

 

Rちゃん:賛成!!!ひと~つ・・・

 

俺:お願いだ、やめてくれ・・・

 

Rちゃん:ふた~つ・・・

 

俺:もうやめて・・・

 

 

Rちゃん:み~・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??:何してるんや!?

 

>>突然、誰かの声がした。

 

Rちゃん:誰よ!?

 

>>俺とRちゃん、Mちゃんは声がした方を向いた。

 

 

俺:(あっ、めいお姉ちゃん!!!

 

>>そこには、俺の友人のめいめい(東村芽依ちゃん)が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

Rちゃん:誰ですか?邪魔しないでくれます?

 

めいめい:○○くんの友達や。あんたら、その子に本を返してやり。

 

Mちゃん:部外者には関係ないですよね?引っ込んでてくれます?

 

めいめい:こう見えても私、喧嘩は強いで。シャー!!!ニャー!!!炎炎炎炎炎

 

>>めいめいは、猫のように2人を威嚇した。

 

Mちゃん:Rちゃん、どうする?

 

Rちゃん:一旦逃げるか・・・覚えてろよ~!!!(本を投げ捨てる)

 

MちゃんとRちゃんは走って逃げ出した。

 

めいめい:ホンマにあいつら・・・○○くん、怪我あらへん?

 

俺:めいお姉ちゃん・・・うわ~ん!!!えーんえーんえーん

 

>>俺は、めいめいに泣きついた。

 

めいめい:もう大丈夫やで。ほら、○○くんの大事な本やで猫猫猫

 

>>めいめいは俺に、落ちていた本を渡してくれた。

 

俺:うわ~ん!!!えーんえーんえーんえーん

 

めいめい:いじめっ子は撃退したから、安心してええで~猫

 

俺:うわ~ん!!!怖かったよ~!!!えーんえーんえーんえーんえーん

 

>>俺は全然泣き止まなかった。

 

めいめい:大丈夫?芽依がお家まで連れてってあげるで~猫

 

俺:うえ~ん・・・赤ちゃん泣き赤ちゃん泣き赤ちゃん泣き

 

>>めいめいは、優しく俺の手を握ってくれた。俺は泣きながら、めいめいと2人で家までの長い道程を歩いて帰った。

 

>>俺は家に着いた。めいめいがドアを開けてくれた。

 

めいめい:ただいま~猫

 

ママ(潮紗理菜さま):お帰り・・・あれ?めいめい、どうしたの?

 

 

 

 

 

 

俺:うわ~んママ~!!!えーんえーんえーん

 

ママ:○○くん、どうしたの?そんなに泣いて・・・

 

めいめい:なっちょ、とにかく抱き締めてあげて。

 

ママ:よしよし、大丈夫よ。ママがついてるからね~ニコニコニコニコニコニコ

 

俺:うわ~ん!!!えーんえーんえーん

 

>>俺は赤ちゃんみたいにママに泣きついた。

 

めいめい:公園でいじめっ子にやられそうやったから、芽依が助けてあげたんやで~猫猫猫

 

ママ:めいめい、本当にありがとう。

 

俺:ママ~、俺ね、教室で本を読んでたら・・・Rちゃんに本を取り上げられて外に投げ捨てられちゃったんだよ~

 

ママ:そんなことがあったのね・・・ごめんね、ママが守ってあげられなくて・・・悲しい悲しい悲しい

 

俺:ママ~、学校なんかもう行きたくないよ~赤ちゃん泣き赤ちゃん泣き赤ちゃん泣き

 

ママ:そうね・・・ママちょっと考えるわ・・・

 

めいめい:大丈夫や。○○くんのことは、芽依が守ったげるで~おすましペガサスおすましペガサスおすましペガサス

 

俺:ありがとう赤ちゃん泣き

 

ママ:めいめい、ごめんね。凄く大変だったでしょ?

 

めいめい:大丈夫やで。なっちょの息子の為なら何でもしてあげるで~猫猫猫

 

ママ:本当に?心強いわ。ありがとう。

 

>>俺は、助けてくれためいめいのことを、また一段と好きになった。(終)

 

 

 

 

実際、僕は高校生の時、「はやと」という人間にいじめられていました。

僕の実体験を交えて書いてみましたが、本当に酷い内容でしたね。

 

今回は結構酷い内容になってしまいましたが、これも次の妄想の為です。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。