片麻痺に多い浮腫 | Yasunoriのブログ

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脳卒中片麻痺に、浮腫(むくみ)は付きもののように感じています。
特に麻痺側の下腿~足部にかけて。

足は心臓から最も遠く、しかも血液は重力に逆らって下から上方向に帰ってくる必要があります。
血液が下に溜まったたまになると、うっ滞(血液の流れが滞る)し、浮腫がでやすくなります。

そのための動力源の一つが、「下腿三頭筋」です。要はふくらはぎの筋肉ですね。
ここは「第二の心臓」とも呼ばれています。

下腿三頭筋が収縮弛緩を繰り返すことで、中の血管(静脈)が圧迫され、血液が上に移動する仕組みです。
静脈には逆流防止弁があるため、上に上がった血液は通常下がることはありません。

片麻痺の方は、麻痺側の下腿三頭筋の働きが落ちているため、十分な収縮力が得られません。
また車椅子や椅子に長時間座ったままの場合もあります。
そのため、下腿~足部に浮腫が生じやすくなります。

浮腫予防には足首の運動が大切です。
動かせる方は足首をグルグル回したり、座ったままでも構わないので踵上げやつま先上げの運動を繰り返してみましょう!

またマッサージも効果的ですが、間違ったやり方をされている方が非常に多いです。
やり方については、いずれ紹介しようと思っています😉