ミニベロ3台を用途で使い分けています。ガチンコで走りに行く時は、2021年モデルのイディオム1カスタム車。お買い物は、10年以上前のルイガノmv1カスタム車。短めの食べ歩き?サイクリングには、2020年のダホン・クリンチのカスタム車です。

 イディオムで出かけることが多いのですが、最近、久しぶりにクリンチで出かけた時に、下りの少し荒れた道をカッ飛んだのですが、こんなにもしっかりしているのかと少し感動しました。

 反面、mv1はハンドルのふらつきやすさなど、飛ばすのは怖さを感じます。

 自転車の安定性には、様々な要因があり、数式で物理的に解説した情報も沢山あるのですが、難しすぎるので、今回はまずは単純に寸法的なところを見てみました。

 ホイールベース(WB)、フロントセンター(FC)、フォークのトレイル(T)、オフセット(O)です。

まずはmv1から。

WB:98.5cm、FC:58.0、T:6.0、O:2.0

 トレイルとオフセットは、写真の様に金尺で原始的に測っているので、±0.5cmくらい、当たらずしも遠からずです。

次はイディオム1。

WB:103.5、FC:62.0、T:6.0、O:3.0

最後にクリンチです。

WB:107.0、FC:65.0、T:4.0、O:4.0

 こうして比べてみると、単純にわかるものでもありません。トレイルだけではなさそうです。オフセットを復元力(もっさり感)と考えれば、少し影響していそう?

 ホイールベースとフロントセンターは、圧倒的にクリンチが長いので、この影響が大きいのか。自動車もホイールベースが長いと安定するし、スキーの板も長い方が安定しますから。(こんないい加減な考えでいいのか!)

ということで、迷宮入りした感があります。

 そもそも、フレームの剛性など、要因は沢山あるので、単純なわけはありません。

 因みに、700CサイズのエンデュランスロードのDEFYは、T:7.0、O:5.0、クロスバイクのESCAPEはそれぞれ6.0、6.0でした。

 自転車の設計は数多ありますし、初心者から上級者まで、人間も進化していきます。上級者はクイックなレスポンスを求めるだろうし、自分は初心者なんだろうとも思いました。

 火野正平さんの「こころたび」を口ずさんでライドしているので、もっさり感のある自転車がちょうどいいのかもしれません。

 どうでもいいんじゃない、楽しければ、とワンコは大あくび!

 そうですよね。今はロードよりイディオム1が一番楽しいかな。気楽に乗って、途中で食べてばかりです。