一昔前、リアホイール・ハブのラチェットのノッチは、殆どが18Tくらいだったと思います。
最近は、レスポンスのクイックさを求めて、高級なホイールは36~54Tくらいになってきました。
鼻歌チャリダーの自分はクイックさを求めているわけではありませんが、小刻みになったラチェット音を心地よく感じています。但し、爆音過ぎると不快に感じるので、これが難しいところ。
幾つか持っているホイールでは、クロスバイクで使っているマビックのID360ハブ(40T)が一番心地よく感じているかな。
ということで、今回、最近爆音過ぎると感じているミニベロのラチェットの静音化にトライしてみました。
相棒のイディオムです。ホイールは2年前にAmazonでポチったもので、台湾製、ノッチは54Tです。ミニベロはホイールが小さい分、通常サイズのホイールより1.4倍速く回転するので、さらに爆音となります。購入時のラチェット音は記憶していないのですが、最近、尻に振動を感じるくらい爆音が酷くなった様に感じています。こんな感じです。
<グリスアップ前>
ラチェット音は、生まれたてのアブラゼミといった感じですね。スプロケットを外し、フリーボディーを抜き取りました。
3爪(各爪に3つの歯)のラチェットでした。購入してそのまま使用して、グリスアップはしていませんでした。あまりグリスは入っていませんでしたが、通常はこんなものかもしれません。
クリーニングして、たっぷりとグリスアップ。グリスは固めとされるシマノのプレミアムグリスです。
<グリスアップ1回目>
一瞬無音になりましたが、すぐにラチェット音が復活しました。少し静かになりましたが、まだ爆音です。疲れたアブラゼミといった感じ。まだ、グリスが足りないかな?
あまり入れすぎて爪が戻らなくなったら大変ですが、再度、たっぷりとグリスアップ。
<グリスアップ2回目>
かなり静音化しました。というより、無音かな? やったー!
早速、試走に出かけました。
(実は、走りに出ると、高速時は無音、低速時は静音となり、さらに、10㎞、20㎞と使っているうちに、全体的に静音となりました。)
いつものポタリングコース。途中、面白い桜を見つけました。
弘前城公園の桜(横浜青森県人会)とありました。どう見てもソメイヨシノ風です。(弘前城の桜を接ぎ木したのかもしれませんが、ソメイヨシノなら、全国どこでも遺伝子が同じでは?)
今年はなんだか変。まだ桜が咲いているのに、ツツジも咲き始めています。今年は、桜が遅かったせいか、先日の暴風雨でもまだ散らずに頑張ってくれています。
もったいないので、ワンコもつれて名残り花見に行きました。