最近また乗り始めたダホンのクリンチ。ハンドル位置を下げたり、ブレーキの効きを改善したりしましたが、また、少しカスタムします。
今回のカスタムは、ドロップハンドルのショートリーチ化とペダルのSPD化です。
1.ドロップハンドルのショートリーチ化
自転車のホイールベースは、フレームサイズにもよりますが、ロードバイクであれば100cmくらいです。ミニベロではロードタイプのものは、直進安定性を上げるために、少し長くなっています。
例えば、イディオム1であれば102.5cm、いつか欲しいなと思っているタイレルCSIであれば103.4cmです。ところが、ダホンのクリンチは更に長く108cmもあります。おかげで、そこそこの安定した走りをするのですが、2年前にドロップハンドル化した時には、STIレバーが少し遠くなってしまいました。
そもそもダホンは1インチ径という細身のハンドル用のステムを採用していたので、2年前は日東B105しか選択肢がなかったのです。
ところが最近、BNVBというメーカーのショートリーチの1インチのドロップハンドルを見つけました。
左がB105、右が今回のBNVBのものですが、こんなにも違います。今回の交換で、STIレバーが3cm位近くなり、所有するイディオム1と同じになりました。
こんな感じです。なかなかの構え。バーテープは綺麗に剥がして再利用です。
2.SPDペダルを購入
クリンチは折り畳み自転車なので、ペダルはMKSの着脱式EZY のフラペを使っていました。
EZYには色々あるので、その日の走りの気分で換えで行くことが出来ます。今回購入したのは、US-Sという両面SPDのペダルです。
クリートはシマノのシングルモードSH51と互換となっています。マルチモードのSH56はダメとなっていますが、私の様な柔な乗り方であれば、十分に使えました。但し、あくまでも自己責任ですね。
上がMKSのクリートでシマノSH51とほぼ同じです。下がシマノSH56で先端部分にテーパーがついていて、外れやすくなっているのが特徴です。後側もほぼ同じですが、少しテーパーがついています。
シマノとMKSのSPDを比較してみます。左がシマノ、右がMKSですが、SH51と互換となっているので、当然SH56もハマります。MKSは後側は2つ割になっていて外しやすいのが特徴ですが、前側金具のカーブも概ね同じ感じです。両方とも後側金具の中心側が部分的にテーパーを微妙に超えてかぶさっており、真上にははずれにくく、斜め上にははずれやすくなっています。シマノ互換のSPDは各社出していますが、マルチリリース効果は金具の形状で微妙に違ってくる様です。
お父さん、ハンドルもペダルもいい感じだね、とワンコ。
早速、近所に出かけました。横浜市の海の公園から南部市場へのコース。
ハンドルのポジションもOK。ペダルの着脱感はシマノに似ています。パチンという感覚が快適です。これでクリンチは、かなり攻撃的になりました。
遊びが若干大きいものの、引き足はちゃんと使え、着座したまですが、登りで少しダンシングしても、外れそうな感じはありません。私には十分でした。
そもそも激しく乗る人はSPD-SLか、シングルクリートを使いますよね。
南部市場は魚屋や食堂がいっぱい。この日は海鮮丼を頂きました。
ごちそうさまでした!